写真構成
まえがき
序章 篠原一男と四つの様式
建築家としての来歴
日本の伝統様式を出発点とした第一の様式
空間の亀裂を模索した第二の様式
裸形という概念が支えた第三の様式
都市が第四の様式を加速した
第1部 篠原一男とは誰か
第1章 反面教師としての篠原一男
1 新建築誌上批判
2 第一世代の離反
第2章 継承
1 第二世代の継承
2 第三世代の憧憬
第3章 篠原をめぐる海外の動き
1 四つの出来事
2 三人の理論家から見た篠原
3 四人の建築家の言説
4 変容の背景
第2部 篠原一男は何をしたか
住宅図面集
第4章 伝統の分析──分割と連結
1 12篇の日本建築学会投稿論文学会論文
2 博士論文「日本建築の空間構成の研究」
3 伝統論争との関係
4 設計における分割と連結
5 分割と一体化──第一の様式
6 遮断と連続──第二の様式
7 裸形とずれ──第三の様式
8 多様な連結──第四の様式
第5章 生活を見つめる──日常と非日常
1 日常的伝統の抽象と拡大──第一の様式
2 非日常空間の挿入──第二の様式
3 日常的物の拡大──第三の様式
4 日常の中にカオスを発見──第四の様式
5 『生きられた家』
6 文学との共鳴
第6章 言葉の使用──言葉と物
1 武器としての言語
2 言語の領域
3 論理の構造
4 概念と物
第7章 原理を問う──抽象と感情移入
1 建築における抽象
2 建築における感情
第8章 都市に学ぶ──秩序と混沌
1 秩序と混沌のアンビバレンス
2 秩序の乱れ
3 混沌の再来
4 偶有性の出現
5 浮遊する建築
第9章 写真的な眼──正面性と多様性
1 正面性の視覚
2 多様性の視覚
第3部 篠原一男から何を学ぶか
第10章 篠原一男のモノサシ
1 篠原の歴史性
2 様式の漸次性
第11章 篠原一男の自律性
1 自律性から他律性を包含するものへ
2 他律性を包含するものから自律性へ
補論 篠原一男のDNA
1 建築のモノサシ
2 建築の自律性
あとがき
英文サマリー(Mutations of Kazuo Shinohara, an Architect)
索引
篠原一男について