序論
1 死についての第一の直観
2 死についての第二の直観
3 エピクロスの論証
4 価値の理論、形而上学の理論、さらなるアプローチ
第一章 死はすべての終わり
1 終焉テーゼ
2 二つの反論
3 三つの問題
第二章 剝奪と時間
1 死ぬ当人にとっての悪
2 剝奪と比較
3 ネーゲルの剝奪説
4 死の害悪を被る時間
5 ルクレティウスと無時間説
第三章 制限と人生の形
1 剝奪されることである以外に死が悪である側面はあるか
2 実現しない利害関心
3 自律性の制限
4 人生の悪い形
第四章 死者の不在をめぐって
1 主体不在の問題
2 剝奪の悪を被る時間
3 ゼロ説
4 無規定説
5 応答性
6 様相的な直観(現在主義に抗して)
7 ゼロとすべき理由
8 未来の自分を気にかける
第五章 私たちは死者について語る
1 終焉テーゼがもたらす諸問題
2 過去を語るということ
3 フィクションのキャラクター
4 ハイブリッド的アプローチ
5 語りのモード
6 還元・消去・偽装・穴
7 死者の不在がもたらすほんとうの困難
第六章 自分がほんとうに何者でもなくなること
1 死に関するもう一つの直観
2 終焉と消滅
3 死への恐怖
4 実存的衝撃
5 生そのものの価値の剝奪
6 係留点を失う
7 消滅と「恐怖」と第二の直観
あとがき
参考文献
索引