200万年前から人類と「ネコ」との関係は続いていた⁉
恐るべき捕食者から愛すべき伴侶動物へ
太古から現在へと続く、ネコ科動物と人類との不思議な関係の物語
世界中の至るところにいるネコとその仲間。私たち人間とネコ科との付き合いはかなり長くて込み入っている。
はるか昔、ネコ科は人間の祖先を獲物にし、人間はライオンを恐れ、敬い、洞窟の壁にその姿を描いた。古代エジプトではネコをミイラにして王に捧げ、メソアメリカでは生きたままのジャガーを埋葬した。
現在でも、野生のピューマがロサンゼルスの大都市の縁で暮らしている――。愛らしくて怖くてミステリアスなネコ科とヒトはどんな関わり方をしてきたのか?
古代から現在まで、世界の文明の遺跡や文化的慣習から得た証拠から、ネコ科の進化・生態や人との関係について探求する。
ネコ科だけでなくほかの野生・家畜動物にも触れ、考古学・人類学・動物学など幅広い分野にまたがりながら、太古から脈々と続いてきたネコ科とヒトの知られざる関係を図版とともに解き明かす一冊。
ネコは本当に「飼われている」のか?
それとも私たちがそばに置かれているだけなのか。
目次
第1章 人類の祖先と太古のネコ科動物
第2章 洞窟のネコ科動物
第3章 大型ネコ科動物のカリスマ性
第4章 捕食者からペットへ
第5章 海を渡ったネコ
第6章 ナイルの墓と地下共同墓地とネコ
第7章 古代のアメリカ大陸で捕らえられたネコ科動物
第8章 大都市の片隅に生きるネコ科動物