加害者にさせないために

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加害者にさせないために
  • 発売日:2024/07/31
  • 出版社:晃洋書房
  • ISBN:9784771038561

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加害者にさせないために

加害者にさせないために

通常価格 2,750 円(税込)
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  • 発売日:2024/07/31
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商品説明
なぜ罪を犯してしまうのか、なぜ繰り返してしまうのか
孤立する人とかかわり、ともにあることから見えてくること

罪を犯した人の更生支援とともにひきこもり、ドラァグクイーン、薬物依存など当事者の語りと、ヤングケアラー、女性、外国人の孤立を実務・現場から地域づくり、ネットワークづくりなど多彩な視点で考える。

本書では、触法・累犯障がい者とさまざまな生きづらさを抱え孤立している人を支える第一線の現場の取り組みを紹介します。更生支援の実例やひきこもり、ドラァグクイーン、薬物依存など当事者の語り、ヤングケアラー、女性、外国人の孤立など課題を抱える人への理解を深め、地域づくり、ネットワークづくりから、よりよく生きるための社会を考えます。
目次
は じ め に

第一部 罪に問われた障がい者の再出発のために

第1章 なぜ罪に問われた障がい者に手を差し伸べるのか……石野英司
  1.罪を犯した障がい者
  2.刑務所にいる障がいのある人や支援が必要な高齢者
  3.なぜ何度も罪を繰り返してしまうのか
  4.なぜ罪に問われた障がい者を支援する必要があるのか

コラム1 本書での用語の表記について……堀 清和

第2章 触法障がい者の概観……小川多雅之
  1.「障がい」という言葉についての共有
  2.「触法障がい者」「累犯障がい者」と言う言葉について
  3.刑務所に支援の必要な人がいる
  4.刑務所にはどれくらい障がい者がいるのか

第3章 地域生活定着支援センターについて……小川多雅之
  1.地域生活定着支援センターとは
  2.事例『安易な窃盗を繰り返す男性Aさん』
  3.入口支援について

第4章 受け入れ後の対応……石野英司
  1.受け入れ時、受け入れ後の対応
  2.支援している人が捕まったという連絡を受けたら
  3.地域の理解

コラム2 罪名と環境調整……堀 清和

第5章 事実と異なることを言ってしまう傾向がある人への対応……堀 清和
  1.どんな質問をしても肯定する人
  2.聞かれたことをそのまま繰り返す人
  3.相手によって話す内容を変える人
  4.口頭での説明では理解が難しい人

第6章 罪に問われた障がいのある人の受け入れ
    ――現場の声から――
  1.機会に恵まれなかった人とご一緒する再スタート……上野典子
  2.罪に問われた高齢者と福祉……小名京子
  3.今後の課題……石野英司・西塙美子

第7章 いわゆる虞犯少年、触法・犯罪少年との関わりとその更生支援……伊丹昌一
  1.虞犯少年、触法・犯罪少年たちとの出会い
  2.発達症について
  3.二次症状・愛着障害

第8章 少年の更生……伊丹昌一
  1.保護者から見放された特別支援学級に在籍する小学校5年生への支援事例
  2.高い知能を有するアダルトチルドレンの中学生の支援事例
  3.暴力により友達を死に至らしめてしまった高校2年生男子生徒の支援事例
  4.子ども・支援の必要な人に関わる人や地域に知っておいて欲しいこと、今後の課題など

第9章 少年法と令和4年4月1日改正のポイント……末永貴寛
  1.少年法とは
  2.少年に対する処分の種類
  3.少年事件の流れ
  4.令和4年刑法改正のポイント
  5.用語の解説


第二部 社会的孤立の予防

第10章 『浮草手帖』……流草
    ――ひきこもり状態の作家による手記――
  1.私の幼少期
  2.高校時代と就職
  3.ふたたびひきこもり状態に
  4.次の一歩を踏み出すことの難しさ

第11章 ドラァグクイーンの世界から見た世の中の変遷と性的少数者の生き方……foxy-o
  1.ドラァグクイーンの世界から見える景色
  2.現在に至るまでの道のり
  3.性的少数者であること、一人の人間であること
  4.性的少数者になじみのない方へ
  
第12章 覚醒剤と再出発……中野瑠美
  1.4回の逮捕
  2.私が立ち直れたきっかけ
  3.塀の外にいる家族や待ってくれる人
  4.再出発するために

第13章 被害・加害予防のために……林 吾郎
    ――地域の力と制度の限界――
  1.被害者・加害者になってもうまく説明できない人
  2.契約上のつながりとインフォーマルな関係

第14章 被害者にも加害者にもさせないための「0歳からの安全教育」……宮田美恵子
  1.SOSを発信する難しさと大切さ
  2.自分を守り、大切な人を悲しませないために行動する
  3.SOS 発信のために伝えるべき基本的人権
  4.0歳からの子どもの安全教育論
  5.社会的孤立を防ぎ、子どもを被害者にも加害者にもしない社会へ

第15章 家でも学校でもない子どもの第三の居場所……白木早苗
  1.安心して過ごせる子どもの居場所
  2.生きる力を学ぶ機会の創出

第16章 孤立の予防と居場所としての子ども食堂……宮﨑充弘
  1.子どもの孤立と家庭の孤立
  2.子どもが安心できる場所
  3.子どものSOS のサインと大人の関わり
  4.子どもから学ぶ、罪を犯した人から学ぶ

第17章 逆境体験のあるこどもとの関わり……北野真由美
  1.逆境体験をしてきたこども
  2.アタッチメントの課題
  3.安心できる状態や場所
  4.「支援する/支援される」の関係から対等な関係へ

第18章 ヤングケアラー……三好真基子
    ――家族のために自分の時間を費やす人たち――
  1.「ヤングケアラー」と呼ばれる人たち
  2.私がこれまで出会ってきた若者たち
  3.その後の人生にも影響する課題
  4.努力してきたことをプラスに変えるために

第19章 行き場のない高校生との関わり……横平 謙
  1.思春期から成人になるまでの子どもたちと孤立
  2.公的サービスによる子ども・若者支援の限界と課題
  3.子どもや若者が自信を取り戻せる学び直し
  4.行き場のない子の止まり木になれるような場所

第20章 ひきこもり状態にある人の孤立との関わり、孤立の予防……礒野太郎
  1.多種多様なひきこもり
  2.何かと誤解されるひきこもり
  3.自分だったら……当事者の視点での実践
  4.まとめ

第21章 女性の社会的孤立と支援……村木太郎
  1.社会の変化と女性の孤立
  2.孤立する女性が直面する課題
  3.具体的な支援と女性支援新法
  4.生きづらさを抱える人を社会とつなげる工夫

第22章 今後増加する外国人労働者の社会的孤立を防ぐために……見田勇二
  1.今後も増える在留外国人
  2.「社会的孤立」を生み出す問題
  3.外国人労働者とその家族の「社会的孤立」を予防する取り組み

第23章 農福一体のソーシャルファーム……新井利昌
    ――農福連携による社会復帰――
  1.ソーシャルファーム
  2.出会ってきた人たち
  3.罪に問われた人たちを受け入れる上での課題
  4.まとめ

第24章 孤立を予防して不幸の連鎖を断つ……堀 清和
  1.不幸の連鎖を断つために
  2.「障がい」ではなく「困っている状態」ととらえ直す
  3.「ふつう」「まとも」の呪縛

付録1 司法・福祉用語の「やさしい日本語」での言いかえ
    ……『入門・やさしい日本語』認定講師 関西ろくぶんのろく制作
       田中かおり・辻本桜子・髙橋華奈・栗山こまよ・中野和子・井上くみ子

付録2 支援ツールの紹介……坂根匡宣

あ と が き
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