はじめに
第Ⅰ部 理 論
第1章 アーティストの捉え方 ―創造性
第1節 アーティストのいるところ
第2節 新たな産業の中のアーティスト
第3節 定義の意義と例外
第4節 アーティストであることの否定とアーティストであることの更新
第2章 アーティストはどのような社会で生まれるか ―階 級
第1節 階級とは
第2節 文化資本とは
第3節 芸術の観客と階級
第4節 アーティストと出身階級
第3章 女性アーティストに課せられた制約 ―ジェンダー
第1節 第二波フェミニズムが美術に与えた影響
第2節 美術史におけるジェンダーの問題
第3節 女性アーティストが直面する現代の困難
第4章 自ら越境するアーティストたち ―移 民
第1節 「移民アーティスト」をどう考えるか
第2節 移民研究の基本概念 ―人の移動と属性をめぐる社会的構造
第3節 グローバルなアート・ワールドの不均衡と移民アーティスト
第4節 日本における芸術移民の受容構造 ―制度・政策・生存戦略
第5節 アーティストの国際移動について考え続けるために
第Ⅱ部 時 間
第5章 音楽大学における音楽家の養成 ―教 育
第1節 音楽家養成と音楽大学
第2節 音楽大学はどのような音楽家を養成する機関なのか
第3節 音楽大学は音楽家をどのように養成する機関なのか
第4節 これからの音楽大学と音楽家養成
第6章 後期近代の専門職としての建築家 ―職 能
第1節 建築家という職能を問い直す
第2節 建築家とは誰か ―職能の定義と起源
第3節 大学で養成される建築家
第4節 個人化と「やりたいこと」の前景化
第5節 後期近代の建築家像 ―リスク社会と建築家
第6節 建築の「生活世界」への再接続
第7章 夢追いバンドマンの家族とのかかわりからみる「二重の特権性」 ―家 族
第1節 アーティストにとっての「家族」とは?
第2節 夢追いバンドマンという事例
第3節 応援・反対・無関心 ―家族とのかかわりを捉える三つの類型
第4節 もう一つの「特権性」 ―夢追いの先にある分化
第8章 ペルーの現代料理レストランの歴史・日々の仕事・料理が表現するもの ―時間性
第1節 過去を想起する料理? 現代的な料理?
第2節 人類学における時間性にかんする議論
第3節 セントラルにおける複数の時間性
第Ⅲ部 空 間
第9章 美しきバーカウンターと生きる ―建 築
第1節 モノと人の共在を考える
第2節 建築をめぐる可視性/不可視性
第3節 マテリアルの移動
第4節 美しきバーカウンターと生きる
第10章 「究極の筋肉美」を探究するボディビルダーたち ―スポーツ
第1節 ボディビルダーたちの日常生活への接近
第2節 「究極の筋肉美」を作り上げるとは,いかなる営みか
第3節 「究極の筋肉美」をめぐって
第4節 ボディビルダーたちの実践と語りを手掛かりに
第11章 コロナ禍における演劇の「舞台裏」の空間的再編 ―相互行為
第1節 空間の会話分析
第2節 感染対策をめぐる空間の再編 ―分 析
第3節 舞台裏における空間の相互行為的な再編成
第12章 逸脱しつづける即興演奏家 ―線と道
第1節 アーティストを取り巻く社会的領域
第2節 キャリアとしての道
第3節 スタイルとしての道
第4節 共に道を歩むこと
おわりに