「ホタルがなぜ光るのかは、よくわかっていない」と書物に書いたダーウィン。「ホタルのメスの光にはオスを呼ぶ役割がある」と『昆虫記』に書いたファーブル。それ以降、世界じゅうの科学者がホタルの〝光のことば〟のなぞの研究し、解き明かしてきました。「わたしはオスです、メスはいますか」「メスです。ここにいますよ」と会話するとか、フォツリスというホタルが「わたしはフォティヌス・ピラリスのメスですよ」とうそをつくとか、ゲンジボタルに方言があるとか。白いひげがぼうぼうでまるで仙人のような高津さんという在野の研究者が明らかにしたヘイケボタルのオスとメスは、どんな会話をしているのでしょう?