慢性的な頭痛で悩んでいる方は、日本全国に3千万人とも4千万人ともいわれています。
一般的には脳神経外科、整形外科といった医科の領域の疾患だと考えられていますが、
かみ合わせや顎関節の状態など、歯科の領域に頭痛の原因があると著者は言います。
歯科医師が頭痛の治療をすることが、頭痛改善の重要な要素なのです。
しかし、歯科医師の間でも頭痛の原因が口の中にあるとあまり知られておらず、頭痛の原因が解明されないままとなっています。
また、歯科と医科の医療連携が遅れていることも、頭痛が解決されない要因の一つです。
著者は前著『誰も知らなかった頭痛の治し方』の出版以降、頭痛で悩む数千名とやりとりをしました。
かみ合わせの写真を診て、下顎が後退している、反対咬合になっている、顎が小さいなどの共通点を見出してきました。本書ではかみ合わせを正しい位置に治す「テンプレート療法」を中心に、歯科の領域で頭痛を改善する治療法と症例を解説します。
見落とされがちな歯科での頭痛治療が広まるきっかけとなる1冊です。