本書は、電子工作がまったく初めてという方でも、「手を動かしながら学ぶ」ことで自然にしくみが理解できる、やさしく丁寧な入門書です。単に知識を詰め込むのではなく、実際に電子部品を使って作ってみることを通して、楽しく電子回路の基本が身につく構成になっています。
電子回路とは何かという基本的なところからスタートし、必要な道具や部品の使い方、回路図の読み方をやさしく解説します。実際に使う工具の持ち方や、安全に作業するためのコツなど、初心者が最初につまずきやすいポイントをしっかりフォローしており、初学者でも安心です。
さらに抵抗やコンデンサ、LED、トランジスタといった基本部品のはたらきや、オームの法則といった基礎理論を実験を通して体感的に理解していきます。難しい数式に頼らず、「光った!動いた!」という成功体験を積み重ねることで、自然と知識が定着するよう工夫されています。
LEDを使った基本回路の製作では、明るさの調整や電池ボックスの組み立てなど、実用的なスキルも学べます。RGB-LEDによって7色の光を制御する実験を通じて、色の合成や論理回路的な考え方を体験できます。
そして、PICマイコンやArduinoを用いた制御のしくみを学びながら、センサーによって反応するシステムや、プログラムによる制御の基礎に触れます。プログラミングが初めてという方でも理解できるように、簡潔で実践的なコード例が示されており、動作の変化を見ながら進められるため、理屈が苦手な方でも入りやすい内容になっています。