第1章 ジョン・リリー『ミダス』の考察
――宮廷の外へ向かう新たな挑戦/須田篤也
第2章 ジョージ・ハーバートの蔵書
――田舎牧師の心に刻まれる経験という書物/山根正弘
第3章 ドライデンの宗教上の背景
――動物寓話詩『雌鹿と豹』を読む/佐藤豊
第4章 宗教とウェルシュ・ナショナリズム
―― R・S・トマスの詩劇『【非国教会の】牧師』における
宗教問題/永田喜文
第5章 コンラッドの『ノストローモ――ある海辺の物語』論
――反革命の英雄譚をめぐって/吉岡栄一
第6章 拭い去ることのできない不安
――ディラン・トマスの「二十四年の歳月が」について/太田直也
第7章 ファビュレーターとしてのイシグロ、マードック、
特にムラカミの物語性について/山本長一
第8章 ジョン・コーンフォードとスペイン内戦
――ジョンがわれわれに遺したもの/川成洋
第9章 ソローにおける円環のイメージ
―― 輪廻/奥田穣一
第10章 『月齢』
――サム・セパード・月がみている男達/古山みゆき
第11章 新渡戸稲造と英文学
――「われ太平洋の橋とならん」/長尾輝彦
第12章 揺れる日系二世
――ジョン・オカダ作品における日系アメリカ人像の再考/三牧史奈