第1章 憲法は素晴らしいが、何の役に立つのだろう?
[1]誰のためのどんなルールか
[2]アメリカ合衆国憲法は人権規定がなかった
第2章 戦後の日本はヘソによってつくられた――憲法成立の裏側
[1]マッカーサーは国民のアイドルだった
[2]憲法制定作業
第3章 天皇の給料(皇室費)は、お仕事にみあっているか
[1]日本の象徴(シンボル)は天皇?
[2]天皇の「ご公務」と皇室費
[3]女性宮家と男系男子養子案
[4]日本国憲法で最も大切なものとは何?
第4章 ウルトラマンは地球を守るために戦う?
[1]ウルトラマンと怪獣や宇宙人の戦い
[2]平和と正義は両立するか?
[3]日本国憲法の最大の問題
第5章 自由が先か、平等が先か
[1]卵が先か、ニワトリが先か?
[2]個人の尊重と人間の尊厳はどう違う
[3]平等原則と個人の自由
第6章 被疑者被告人の権利――推定無罪、合理的な疑い、自白強要禁止、黙秘権
[1]現代刑事法という誤解が生み出したタテマエ論
[2]人を裁くということの原理――裁判員の新鮮な目の大切さ
[3]取調べの問題と検察の起訴率
[4]「人質司法」の根底にある素朴な道徳心と道徳教育の現状
第7章 言論の自由は「言いたいことを言う権利」ではない
[1]思想・良心と言論の自由――内心という制限不可能な自由を盾にすれば思想は守れるのか
[2]自由を与えたGHQの言論統制
[3]言論の自由と図書館の役割
[4]憲法改正草案は国民を縛る!?
第8章 最低限度の生活を営む権利の内容はどのようなものなのか
[1]近代立憲主義と現代立憲主義
[2]日本国憲法における社会権
[3]最低限度の生活とは何か
[4]学校が遠いところにあれば、通えない?――社会的な面から教育権を考える
[5]教育の誕生、教育課程の誕生
[6]国家が教育内容に口出しすることは許されるのか――自由権的な点から教育権を考える
[7]学問の自由の保障を認めるために考えること
第9章 幸福追求権の中身と自己決定
[1]新しい権利はどこまで認められるのか
[2]人が追い求める幸福とは何か――最大幸福社会と最小不幸社会
[3]自己決定は幸福のための手段か
第10章 参政権があるだけでは民主主義とはいえない――多数決の原理の不思議
[1]少数意見の尊重が多数決を生かす
[2]参政権の及ぶ範囲
[3]政治的無関心と憲法改正――憲法改正を主権者として考える必要性
第11章 統治機構(国会・内閣・裁判所)は人権を守る手段である
[1]人の支配から法の支配へ
[2]国家と個人
第12章 国家と国会議員の実像
[1]国権の最高機関の意味
[2]国会の主な仕事――立法とその準備
[3]国会と国会議員という職業
第13章 内閣と議院内閣制の不思議
[1]行政はややこしい
[2]「生活維持省」(星新一)は、行政機関として設置可能か
[3]議院内閣制なのに三権分立の意味
第14章 司法権――不思議な司法の住民たち
[1]裁判官と検察官と弁護士 どこが違うの?
[2]司法の現実と判決の無責任
第15章 地方自治――『吉里吉里人』にみる地方と中央
[1]地方自治は民主主義の学校?
[2]井上ひさし『吉里吉里人』と一寒村の地方分権への挑戦
[3]自治には何が必要か
あとがき
憲法改正山本試案