〈生の芸術〉への誘い

サンプルサンプル

〈生の芸術〉への誘い

〈生の芸術〉への誘い

通常価格 4,180 円(税込)
通常価格 セール価格 4,180 円(税込)
SALE 売り切れ
ネットストア在庫 詳細
    読み込み中...
My店舗在庫

    ほかの店舗在庫を見る

    ログインするとMy店舗登録で店頭在庫と
    店舗お受け取り可否が確認できます。

    新規会員登録
    ログイン ※パスワードお忘れの方はこちら
    商品説明
    生きることそのものであるような芸術的活動、すなわち〈生(せい)の芸術〉は、出会う者の生をいかに変容させ、制度化された既存の芸術界に何を問いかけるだろうか。

    重度の自閉スペクトラム症者たちの表現活動、ハンセン病国立療養所の絵画クラブ、インドネシアのアート・コレクティヴが芸術監督を務めたドイツの国際芸術祭、ナイジェリアの現代アーティストによる工房での共同制作……。多様な現場で織りなされてきた、他者とともに生き、つくる営み。「生(き)の芸術」と呼ばれてきたアール・ブリュット、近現代の美術史も参照しながら、自明化された芸術と社会の枠組を揺り動かす論考集。


    【執筆者紹介】

    青木惠理子 担当:まえがき・序論・第三章・第Ⅱ部コラム・あとがき
    文化人類学研究に従事。日本への移民の子どもたち、日本の旧産炭地社会、在日インドネシア人介護福祉士・看護師、アートの文化人類学的フィールドワークに基づく研究に従事している。

    高岡智子 担当:第一章
    ドイツ語圏のユダヤ人作曲家研究をきっかけに、現在は東ドイツのポピュラー文化研究に取り組む。専門は音楽社会学。龍谷大学社会学部准教授。

    羽鳥悠樹 担当:第二章
    九州産業大学芸術学部非常勤講師。専門はインドネシア近現代美術史。

    川口幸也 担当:第Ⅰ部コラム
    専門はアフリカ同時代美術、展示表象論。世田谷美術館学芸員、国立民族学博物館・総合研究大学院大学准教授を経て2020年まで立教大学教授を務める。

    山田 創 担当:第四章
    ボーダレス・アートミュージアムNO-MA学芸員、滋賀県立美術館学芸員。

    松本 拓 担当:第五章
    専門は社会学。龍谷大学非常勤講師、ユヌスソーシャルビジネスリサーチセンター研究員。

    藏座江美 担当:第六章
    学芸員、司書。熊本市現代美術館の立ち上げに従事。

    藤澤三佳 担当:第七章
    京都芸術大学名誉教授。社会人間学のなかの自己アイデンティティ論、自己意識論が専門。

    服部 正 担当:第八章
    美術史・芸術学。兵庫県立美術館学芸員、2013年より甲南大学。

    村澤真保呂 担当:第九章
    専門は精神分析、社会学、社会思想史。龍谷大学教員。

    胡桃澤伸 担当:第Ⅲ部コラム
    劇作家、精神科医。精神科医として兵庫、大阪、東京、千葉で勤務。専門は統合失調症、外傷性精神障害。
    目次
    まえがき

    序 論 生を織りなす処から(青木惠理子)
      一 芸術隆盛の時代――一九九〇年代から現在まで
      二 私たちが生きる歴史的現在
      三 現代エピステーメーの彼岸から――各部各章の紹介

    第Ⅰ部 グローバル・システムと「いま-ここ」での実践

    第一章  コレクティヴの永遠回帰
     ――ロマン主義から東ドイツ社会、そしてドクメンタへ(高岡智子)
      はじめに
      一 ドクメンタの歴史――反ファシズムからのはじまり、そしてルアンルパへ
      二 ハフトマンのモダニズム論VS.アドルノのモデルネ論
      三 東ドイツのコレクティヴ――国営企業、音楽、美術
      四 おわりに

    第二章  共に生きるという芸術
     ――インドネシアにおけるコレクティヴの実践を例に (羽鳥悠樹)
      はじめに
      一 インドネシアにおけるコレクティヴ成立の背景
      二 共有の可能性
      三 ジャティワンギ・アート・ファクトリーの実践
      おわりに

    第三章  ことなす、ともにみる
     ――インドネシア離島村の生から近現代アートを照らす(青木惠理子)
      はじめに
      一 インドネシア・フローレス島中部山岳地帯の村々の生活
      二 近現代アートとフローレスの生
      おわりに

    Column エル・アナツイ――デュササとチャチャ、つながるということ(川口幸也)

    第Ⅱ部 自明性を霧散させる力動の展示

    第四章  重度自閉スペクトラム症者による表現についての一考察
     ――障害特性と創造性を同時に語ることを目指して(山田創)
      はじめに
      一 戸來貴規の《にっき》――毎日を繰り返すシステム
      二 井口直人の自撮りコピー――循環の創造
      三 清水ちはる――ダンボールとチラシによる世界の再秩序化とその運営
      四 「まとまりを得ない世界」と「同一性保持のためのシステム創造」
      おわりに

    第五章  出来事としての障害
     ――ジンメルとドゥルーズの芸術論から障害を考える (松本拓)
      一 障害を肯定することの難しさ
      二 生の芸術――ジンメルの芸術論
      三 イメージ- 芸術- 出来事――ドゥルーズの芸術論
      四 別の仕方で障害を肯定する

    第六章  作品を展示するということ
     ――国立療養所菊池恵楓園絵画クラブ金陽会の展覧会からの気づき(藏座江美)
      はじめに
      一 国立療養所菊池恵楓園に生きる
      二 菊池恵楓園絵画クラブ金陽会の歴史
      三 金陽会の展覧会の変遷
      四 「伝えること」の広がり

    Column 展示に何賭ける?(青木惠理子)

    第Ⅲ部 身=心の危機と蘇り

    第七章  生きることとアート表現
     ――精神科病院〈造形教室〉の表現者を中心に(藤澤三佳)
      はじめに
      一 「つらい体験を描く」ということ――表現者の生活史と語り
      二 さまざまな表現者たち――自己の変化、変化する表現、他者とのつながり
      おわりに

    第八章  「生(き)の芸術」から「生(せい)の芸術」へ
     ――岩下徹の即興ダンスを中心に(服部正)
      はじめに
      一 美術評論家たちの「生の芸術(アール・ブリュット)」
      二 「障害者アート」としての「生の芸術(アール・ブリュット)」
      三 岩下徹の即興ダンスとワークショップにみる「生(せい)の芸術」
      おわりに

    第九章 美的感性と精神、社会、自然(村澤真保呂)
      はじめに
      一 宗教的直観と美的感性(エステティック)――「危機」の源流
      二 一九世紀の「危機」と芸術――社会革命との関連をめぐって
      三 「実在」の在処――ロシア・アヴァンギャルドを中心に
      四 現在の「危機」と芸術の課題

    Column 「生の芸術」と、これからの精神医療(胡桃澤伸)

    あとがき――アーツを生へととりもどす
    詳細を表示する

    カスタマーレビュー

    honto本の通販ストアのレビュー(0件)

    並び順:
    1/1ページ

    最近チェックした商品

    丸善ジュンク堂書店 公式YouTubeチャンネル

    真夜中の本屋で語る田辺青蛙の「大阪怪談」|ミッドナイトジュンクラブ

    動画に関連する商品より
    御堂筋線怪談
    御堂筋線怪談

    小原猛の真夜中 怪談話|ミッドナイトジュンクラブ

    動画に関連する商品より
    琉球怪談 第二版
    琉球怪談 第二版