日本山岳会の歩みと近代登山史

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日本山岳会の歩みと近代登山史

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商品説明
《日本山岳会創立120周年記念出版》

小島烏水からグレート・ヒマラヤ・トラバースまで

明治から2020年代まで、日本山岳会と登山者たちの軌跡、登山界の流れを一望する新たな時代の日本登山史。膨大な資料から先人たちの足跡が浮かび上がる。

1905 年の創立以来、近代登山の歴史とともに歩みを進めてきた日本山岳会。膨大かつ貴重な資料を参照しながら 120 年の歴史を振り返るとともに、日本の登山の未来を展望する。

 

●著者紹介
児玉 茂
1951年横浜生まれ。70年早稲田大学教育学部地理歴史専修入学、同時に山岳部に入部。76年明治大学大学院地理学専攻入院。75年日本山岳会に入会(会員番号8017)。主な山歴は74年、77年カラコラム踏査、78年ユーコン・アイスフィールド、79年ラカポシ北稜、80年からマレー半島の登山、81年天山山脈東部・ボゴダ峰、84年ペルー・アンデス、90年フィリピン・アポ山、92年から1年間インドネシアで調査登山、99年クンルン山脈・チョンムズターグ偵察。著書に『多雨林と火山 インドネシアの自然と人々』(古今書院、1997年)がある。
目次
序文 本邦初の「山岳会」から「みんなの日本山岳会」へ(橋本しをり会長)

 はじめに

Ⅰ 近代登山の黎明と山岳会創立
 お雇い外国人による近代登山の始まり
 「山岳会」の創設――小島烏水と日本博物学同志会 
 明治17年から始まった実測地図製作 
 初期会員による日本アルプス登山 
 標高と山名に関する議論起こる 
 登山者の作った地図――臆測図 
 臆測図から5万分の1地形図へ 

Ⅱ 山岳会の運営と『山岳』編集
 第1期の山岳会と機関誌『山岳』 
 木暮理太郎という存在 
 幹事たちの果たした役割 
 『山岳』発行の苦心と事務所の移転 
 木暮理太郎の編集時代 
 登山界の新潮流と世代交代 
 
Ⅲ アイガー東山稜からヒマラヤへ
 1930年代の学生登山と日本山岳会 
   アルピニズムと日本山岳会への不満
   アルプスで活躍する若い登山家たち
   クラブルームの設置と組織改革
   関東と関西に学生山岳聯盟誕生
   「會報」と『山日記』を創刊
   存在感を強めていく学校山岳部
   ヒマラヤ登山が次なる目標に
   30周年を迎えた日本山岳会
   ナンダ・コット初登頂とその影響
   暗雲下の内外登山
   社団法人の認可が下りる
 終戦前後の山岳会事情 
 ヒマラヤ登山に果たした日本山岳会の役割 
   松方三郎会長による改革
   ヒマラヤ登山のための特別委員会を新設
   目標をマナスルに定める
   マナスル初登頂と登山ブームの到来
   マナスル後のヒマラヤ登山の展開
   海外登山の進展とエベレスト登山の実現

Ⅳ 活性化する会員活動と日本登山界の発展
 イギリス式クラブか大陸型組織か 
   戦後期の会員構成
   国民体育大会の運営と日本山岳会
   日本山岳会の立ち位置
   1970年代からの活動状況
 1960年代からの日本人の登山活動 
 歴代会長の示した活動方針(1981~2005年) 
   第14代 佐々保雄会長
   第15代 今西壽雄会長
   第16代 山田二郎会長
   第17代 藤平正夫会長
   第18代 村木潤次郎会長
   第19代 齋藤惇生会長
   第20代 大塚博美会長
   第21代 平山善吉会長

Ⅴ 新世紀の日本山岳会の姿かたち
 社団法人から公益社団法人へ 
   変換期
   移行期
   公益事業の運営
 登山界の動きと日本山岳会 

附篇 日本山岳会図書室の歴史――図書管理を中心に

資料篇 日本山岳会所蔵の貴重な図書・雑誌・地図類
 日本山岳会所蔵の貴重地図の解説 
 日本山岳会所蔵の貴重外国図書リスト(1930年代まで)
 日本山岳会所蔵の外国雑誌リスト 
 日本山岳会120年史年表 

人名・組織名索引/山名・地名索引
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