創造的自己研究ハンドブック

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創造的自己研究ハンドブック
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商品説明
教育や産業分野で急速に広がる創造的自己研究の知見を体系的にまとめた、初のハンドブック 待望の邦訳!

人はどのようにして、自分の創造性を発揮するのだろうか。その鍵を握るのが、創造性に対する考え方や信念をあらわす「創造的自己」である。本書は、量的調査、芸術家へのインタビュー、脳科学的アプローチなどを通して、このテーマを多角的にひもとく。創造的自己研究を初めて体系化したハンドブック『The Creative Self』、待望の邦訳。


●著者紹介

岡田 猛(おかだ たけし)
東京大学名誉教授,東京大学大学院教育学研究
科 シニアリサーチフェロー
担当:日本語版前書き

石黒千晶(いしぐろ ちあき)
現在,東京大学教育学研究科附属学校教育高度化・効
果検証センター 大学総合教育研究センター 准教授
担当:日本語版前書き・序章・第1 章・第2 章

横地早和子(よこち さわこ)
現在,東京未来大学こども心理学部 准教授
担当:第3 章・第7 章・第8 章

縣 拓充(あがた たくみつ)
現在,千葉大学大学院国際学術研究院 准教授
担当:第4 章・第5 章・第6 章

山川真由(やまかわ まゆ)
現在、慶應義塾大学グローバルリサーチインスティテュート サイエンスフィクション研究開発・実装セン
ター 特任助教
担当:第9 章・第12 章

清河幸子(きよかわ さちこ)
現在,東京大学大学院教育学研究科 准教授
担当:第10 章・第17 章

松本一樹(まつもと かずき)
現在、獨協大学情報学研究所 特任助手.
担当:第11 章・第13 章・第21 章

田中吉史(たなか よしふみ)
現在,金沢工業大学メディア情報学部心理情報デザイン学科教授
担当:第14 章・第15 章・第19 章

清水大地(しみず だいち)
現在,神戸大学人間発達環境学研究科 助教
担当:第16 章・第18 章・第20 章

安斎 勇樹**(あんざい ゆうき)
現在,株式会社MIMIGURI 代表取締役
担当:あとがき
目次
日本語版前書き   
1 創造性とは何か:どのような人やものごとを指すのか  
2 創造的達成はどのように生み出されるのか 
3 創造的自己信念に関わる研究アプローチ  

序 章  創造するときの私たちは何者になるのか
そのニュアンスと複雑さ    v
創造性と自己へのイントロダクション
1 本書の構成  

第1部 幅広い考察

第1章 創造的自己信念を解きほぐすために   
1 信念のシステム  
2 定義と区別のための次元  
3 自己信念を測定する:推奨事項と今後の方向性  
4 本章のまとめ  

第2章  創造的自己効力感を考える:現状と今後の研究に向けたアイデア
1 創造的自己効力感の予測因子と相関要因 
2 創造的自己効力感の役割  
3 重要なリサーチクエスチョンと今後の研究の流れ  
4 本章のまとめ 

第3章 創造性とアイデンティティ  
1 創造性とアイデンティティの定義  
2 パーソナル(個人的)アイデンティティの理論的背景  
3 実証的証拠  
4 創造的アイデンティティ研究の近年の動向  
5 今後の研究の方向性 
 
第4章  創造性と自由意志:創造的思考は個人の自由を高めるか?
1 二つの並列した段階 
2 考 察 

第2部 創造的な人生を生きる

第5章  青年期における創造性とアイデンティティの形成:発達的視点
1 青年期における創造性とアイデンティティの発達
2 創造的思考プロセスはアイデンティティの形成に関与する
3  創造的なコミットメントは、自己定義のための属性を提供し、肯定的な自尊心を導く
4 創造性は、適応的な自己表現の手段を与える
5 結 論

第6章 自己構築と創造的なライフデザイン
1 自己とアイデンティティ
2 カウンセリング心理学における自己
3 構成主義の視点
4 自己構築における重要な資源としての創造性
5 結 論

第7章 対話における創造的自己
1 二つの社会文化的アプローチ:複数の自己
2 内なる対話、創造性、自己
3 創造性と自己の研究の新たな方法
4 終わりに:反省性、権力、倫理

第8章  私(Me, Myself, I)と創造性:著名なクリエイターらの自己概念
1 クリエイターの自己概念の特徴
2 クリエイターの自己概念の発達
3 終わりに

第3部 複数の構造を統合する

第9章  領域、創造的自己効力感、マインドセット、自己効力感、自尊心が創造性に及ぼす影響
1 領域固有性と創造性の自己認識
2 研究1
3 創造性と自己関連指標
4 研究2
5 結 論

第10章  創造性、自己生成思考と脳のデフォルトネットワーク 
1 10デフォルトネットワークが自己生成思考において果たす役割
2 創造的認知と芸術パフォーマンスに関わる脳のネットワーク 
3 デフォルトネットワークと創造的認知:エピソード記憶との結びつき 
4 結論と今後の方向性 

第11章 創造性の自己認識の個人差関連要因
1 創造性を定義する
2 個人差を定義する
3 本章の構造を整理する
4 文献検索
5 創造的自己認識の諸尺度
6 ネタバレ注意:主要な傾向 経験への開放性と外向性の力  
7 自己認識的創造性、神経症傾向、協調性そして誠実性
8 自己認識的創造性と認知能力
9 まとめと結論
10 重要な問題、重要な将来の方向性、そして重要な研究
 
第12章  創造性の暗黙理論は領域固有なのか?証拠と示唆
1 領域固有性、暗黙理論、創造的マインドセット
2 信念の構造の分類
3 創造的生産における領域固有性
4 領域固有の暗黙理論の証拠
5 マインドセットの領域固有性の証拠
6 まとめ 
7 結 論 

第4部 具体的な検討事例

第13章 中国の視点からみた創造的自己効力感:中国本土、台湾、シンガポールにおける概観研究
1 イントロダクション
2 中国の創造的自己効力感の概念と測定
3 中国におけるCSE 研究
4 教育的文脈におけるCSE 研究 
5 組織的文脈におけるCSE 研究 
6 他文化との比較における中国のCSE 
7 今後の研究 
8 結 論 

第14章  自分が思うより創造的である(あるいは創造的でない)のはなぜなのか?

第15 章  文脈のなかの創造的自己:経験サンプリングと日常的創造性の生態学
1 日常的創造性の概念
2 日常的創造性はどのように研究できるのか?
3 生態学的経時的評価
4 日常環境における創造的自己 
5 結 論

第16章  独自性への導き:社員の自己概念としての創造性を促す際の独自性の役割
1 創造性を実現するための独自性の導き
2 社員の独自性への欲求の活性化
3 独自性と創造性の形態
4 リーダーシップ、独自性、国の文化
5 独自性への欲求の測定
6 今後の研究

第17章  マインドワンダリング:創造的執筆と自己
1 はじめに
2 インタビュー
3 長期にわたることを認識する
4 〔アイデアの〕あたためを信頼するようになる
5 創造プロセスをアイデンティティの一部として統合する 
6 創造性がウェルビーイングに及ぼすポジティブな影響を認識する  
7 結 論  

第5部 新たなモデルと複数の視点

第18章  内発的動機づけに先行する原動力:創造性への欲求の探索 
1 内発的動機づけの前駆・内発的動機づけを超えて
2 創造的な欲求:取っ掛かりとなる枠組み
3 将来への展望

第19章  創造性とその不満:自己との関係における創造性の疲れた旅人モデル
1 イントロダクション
2 過去と現在の知覚
3 自己を組み立てる
4 疲れた旅人モデル
5 創造性の向上
6 結 論
  
第20章  アイデアを持つことから実行することへ:創造性における自己調整 
1 修正・再構成
2 継続・維持
3 要約と結論

第21章  創造的マインドセット:展望と挑戦 
1 そもそもなぜ私たちはマインドセットを気にかけるべきなのか?
2 マインドセットは自己信念か?
3 マインドセットはいくつあり、なぜ二つを持つことが可能なのか? 
4 ではどのような人がどちらのマインドセットも持たず、また両方のマインドセットを持つのか?
5 何がマインドセットを形成し、それらは時が経つとどのように変化するのか?
6 考察:創造的マインドセットに関する研究で次に何が来るか?

日本語版あとがき
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