平和があってこそ商売は繁盛する。
商売を守ることと、平和を守ることは、決して別々ではない。仲間と力を合わせれば、社会は変えられる。その信念を胸に、著者は全国の中小業者運動を牽引してきた。
個人商店を取り巻く厳しい環境。暮らしを脅かす制度や政策。地域の仲間たちの切実な悩み。そして、戦争の足音がまじかに聞こえる社会への強い危機感。
著者はその一つ一つに向き合いながら、「平和でこそ商売繁盛」を掲げ、仲間とともに道を切り開いてきた。
本書は長年にわたり全国商工団体連合会(全商連)の会長として活動し、2026年には名誉会長となった著者が自らの歩みを語る自叙伝であると同時に、戦後の中小業者運動の歴史を記録した一冊である。
なぜ、仲間と力を合わせるのか。なぜ商売を守ることと平和が結びつくのか。激動の時代に、リーダーは何を信じ、どう行動すべきか。
幾多の出会いと葛藤、挑戦と決断を重ねながら、前を向いて走り続けた著者の人生。
「仲間と力を合わせれば、社会は変えられる」その揺るぎない信念が本書の核である。
平和でこそ商売繁盛。
その言葉に込められた人生と信念をぜひ本書で確かめてほしい。