「ポケモン」「サ・ガ」「真・女神転生」「moon」……
RPGの可能性を広げた革命作を読み解く。
押井守さん(映画監督)ロングインタビュー収録!
"RPGにおける創造性の本質とは?"
堀井雄二さん(「ドラゴンクエスト」ゲームデザイナー) 推薦
「生き抜いた僕らのもう一つの人生 その記憶がこの一冊で動き出す」
原宿さん(オモコロ元編集長) 推薦
「“気骨”のあるゲームの全てが分かる良著!」
RPGは、いかに「物語ること」の可能性を広げてきたのか。気鋭のゲームクリエイターでもある著者が、ゲームシステム・世界観・制作体制などの視点から重要作『ポケットモンスター 赤・緑』『ロマンシング サ・ガ』『真・女神転生』『moon』『ファイナルファンタジー16』について解説。またRPGをルーツにもつ物語作品『ソードアート・オンライン』『ダンジョン飯』までも題材に。読めば、あの名作の「しくみ」が見えてくる。ゲームファンにもビギナーにもおすすめしたい一冊。
※ 本書の内容は、TBSラジオ『アフター6ジャンクション』『アフター6ジャンクション2』で放送された特集内容をもとに、書下ろしと、大幅な加筆(約3万文字の註釈を含む)・修正を施したものです。
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「はじめに」より
今回の収録タイトルはそのメインストリームを変革したり、逸脱したりといったエネルギーに満ちた作品ばかり。それらにおける「物語体験の革新性」に注目し、本書はこのようなサブタイトルになりました。また、実はゲーム作品だけでなく、国産RPGの文脈をもつ小説やマンガをもテーマとして取り扱う、とても射程の長い内容になったと思います。
なぜ今、あらためて「国産RPG」について考えるのか? それは、日本におけるRPGの発展こそが、それ以前は主に点数や勝敗を通じてテクニックを競う「競技メディア」だったビデオゲームを、映画や小説のような「物語メディア」に進化させた重要な契機だったからです。
いまや日本の主要な輸出産業のひとつとなったエンターテインメント・コンテンツ・ビジネス。その中でも重要な役割を果たす、キャラクター、シナリオ、世界観、そしてそれらを統合する、広義の「物語体験」。国産RPG史を紐解くことで、日本のポップカルチャーにおける、その発展と受容の歴史が見えてきます。
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