- 発売日:2023/03/27
- 出版社:思潮社
- ISBN:9784783745167
1 / 1
木橋の穴
()
通常価格
2,640 円(税込)
通常価格
セール価格
2,640 円(税込)
単価
あたり
- 発売日:2023/03/27
- 出版社:思潮社
- ISBN:9784783745167
読み込み中...
My店舗在庫
My店舗登録で店頭在庫と店舗お受け取り可否が確認できます。(要ログイン)
店舗在庫
商品説明
小土を掛けるように
雁木を穴熊が通る。穴熊は傍若無人であるから、せわしなくごそごそとやって来る。いくら何でも音で分かる。蝮はただちに塒を巻く。これは、後退、防禦のためではない。塒を解く時のバネというか、反動を利用して一気に敵に挑みかかるための構えである。そのために、塒はより固く、堆く積み上げられた。体鱗の幽かに擦れる音がしている。
(「蝮」)
「前著『中野重治近景』で、みずからの筆致を、「じゃが芋に小土を掛けるように」と語った著者の、そのまま北陸の田舎の地にあって、移りゆく世相を土と共に奏でた異色の散文詩集。葉篇小説集といってもよいが、フォークロアの視点をも存分ににじませて、まことペーソス溢れるユニークな世界を構築した。失われつつある大切なものに、どこか触れている気分に誘われる、とても小粋な一冊だ」(倉橋健一)。
中野重治研究で知られる著者が絶妙の筆致で昇華する、生の風景、21篇。装幀=髙林昭太
雁木を穴熊が通る。穴熊は傍若無人であるから、せわしなくごそごそとやって来る。いくら何でも音で分かる。蝮はただちに塒を巻く。これは、後退、防禦のためではない。塒を解く時のバネというか、反動を利用して一気に敵に挑みかかるための構えである。そのために、塒はより固く、堆く積み上げられた。体鱗の幽かに擦れる音がしている。
(「蝮」)
「前著『中野重治近景』で、みずからの筆致を、「じゃが芋に小土を掛けるように」と語った著者の、そのまま北陸の田舎の地にあって、移りゆく世相を土と共に奏でた異色の散文詩集。葉篇小説集といってもよいが、フォークロアの視点をも存分ににじませて、まことペーソス溢れるユニークな世界を構築した。失われつつある大切なものに、どこか触れている気分に誘われる、とても小粋な一冊だ」(倉橋健一)。
中野重治研究で知られる著者が絶妙の筆致で昇華する、生の風景、21篇。装幀=髙林昭太
木橋の穴
カスタマーレビュー
honto本の通販ストアのレビュー(0件)
並び順:
1/1ページ