苦闘と試練のシーズン、悔しい最下位-。女子サッカー「WEリーグ」5季目に挑んだAC長野パルセイロ・レディースの公式戦全試合と活動の跡を、写真と記事で振り返る報道グラフ。各試合のゴールシーンなど名場面、激しい球際の競り合い、猛攻をしのぐ守り、4千人近い地元小中学生を招いた試合での交流など、多彩な場面を伝える。
前季8位のチームは、守備とサイド攻撃の要だった主力の複数がライバルチーム移籍や海外挑戦で退団。2025-26シーズンは厳しい戦いが予想された。開幕当初は新主将稲村、エース川船、司令塔菊池らを軸に、プレス守備とカウンター攻撃が機能し、第3・4節に連勝。好発進で4位に浮上するも、勢いは続かなかった。主力の相次ぐ負傷離脱も響き、第5節以降は18戦未勝利。2勝4分け16敗でリーグ参入以来初の最下位に終わった。パスワーク、球際の強さ、決定力と、あらゆる面で強敵との差を見せつけられた。
3季率いた廣瀬監督のほか、コーチ陣が退任。川船、菊池の移籍退団も決まった。さらに大きな試練が待ち受ける来季。戦力・戦術を一から立て直し、スタミナを養い、粘り強い試合運びで歓喜の瞬間を呼び戻したい。