物理学科を始め、理工系の大学で初めて本格的に電磁気学を学ぶ人のためのテキスト。物質中の電磁場についての話題を提供した上で、マクスウェル方程式を提示するという構成にし、真空中の静電場の章の後に物質中の静電場の章を、真空中の静磁場の章の後に物質中の静磁場の章を配置した。これから物理学を学ぶ方々には、理学・工学という違いを必要以上に意識することなく、どちらも自然体で使いこなせる両刀使いになって欲しいという著者の思いから、第12章に電子回路の入門的な内容を収めた。そして、第13章と第14章は「電磁気学の到達点」として、特殊相対論と、量子論におけるゲージ場の発見について解説している。