• 発売日:2024/06/25
  • 出版社:青弓社
  • ISBN:9784787274670

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クラシック名盤復刻カタログ

クラシック名盤復刻カタログ

通常価格 2,200 円(税込)
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  • 発売日:2024/06/25
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商品説明
自主レーベル「アリア・レーベル」で多くのクラシック名盤のレコードをデジタル音源として復刻しているアリアCD。WAVEやHMVでバイヤーの経験があるオーナーが、これまで復刻してきた楽曲をガイドする。

ベートーヴェンの『運命』やチャイコフスキーの『悲愴』など、同じ楽曲でも演奏者や指揮者によって異なる魅力をもつクラシック音楽。思わず笑ってしまうものや予想を超える仰天の演奏を、楽曲の背景にある演奏家と指揮者の人生や時代、その人だけがもつ魅力とともに案内する。「悶絶必至のトスカニーニの演奏」や、戦争のなか開催されたフルトヴェングラーのコンサート録音などを幅広く紹介。入手困難なCDが多いヴァイオリニストの復刻盤、カラヤンの知る人ぞ知る貴重な録音にもふれる。

クラシック・ファンはもちろん、初心者も「ちょっとだけ聴いたことがある」「名前は知っている」あの曲の名演や、これまで知らなかった演奏家の一面に出合える絶好のディスクガイド!

【目次】
フルトヴェングラー、人生が大きく変わる直前の演奏
フルトヴェングラー&ベルリン・フィル
ベートーヴェン『交響曲第5番「運命」』(1937年)

フルトヴェングラーが生きていたときのベルリン・フィル最後の録音
ヨッフム&ベルリン・フィル
ベートーヴェン『交響曲第4番』(1954年)

フルトヴェングラー最初の『運命』、そして1929年の『アリア』
フルトヴェングラー&ベルリン・フィル
ベートーヴェン『交響曲第5番「運命」』(1926年)
バッハ『G線上のアリア』(1929年)

追悼ブーレーズ、1962年パリ……
ブーレーズ&ロリオ
モーツァルト『ピアノ協奏曲集』

どこかいびつで不吉で哀しい……
ワルター&ウィーン・フィル
ブラームス『交響曲第1番』(1937年)

地獄を見た男
クレツキ指揮
シューベルト『交響曲第8番「未完成」』
メンデルスゾーン『交響曲第3番「スコットランド」』

1920年代、ドイツでのワルター
ワルター&ベルリン国立歌劇場管
モーツァルト『交響曲第40番』(1929年)

一つの奇跡的な現象
フルトヴェングラー&ウィーン・フィル
ベートーヴェン『交響曲第3番「英雄」』(1944年12月19日)

前代未聞の壮絶なる戦い
エディット・ファルナディ(ピアノ)
シェルヘン&ウィーン国立歌劇場管
チャイコフスキー『ピアノ協奏曲第1番』『第2番』

暴虐、傍若無人…
目次
まえがき

フルトヴェングラー、人生が大きく変わる直前の演奏
フルトヴェングラー&ベルリン・フィル
ベートーヴェン『交響曲第5番「運命」』(1937年)

フルトヴェングラーが生きていたときのベルリン・フィル最後の録音
ヨッフム&ベルリン・フィル
ベートーヴェン『交響曲第4番』(1954年)

フルトヴェングラー最初の『運命』、そして1929年の『アリア』
フルトヴェングラー&ベルリン・フィル
ベートーヴェン『交響曲第5番「運命」』(1926年)
バッハ『G線上のアリア』(1929年)

追悼ブーレーズ、1962年パリ……
ブーレーズ&ロリオ
モーツァルト『ピアノ協奏曲集』

どこかいびつで不吉で妖しく哀しい……
ワルター&ウィーン・フィル
ブラームス『交響曲第1番』(1937年)

地獄を見た男
クレツキ指揮
シューベルト『交響曲第8番「未完成」』
メンデルスゾーン『交響曲第3番「スコットランド」』

1920年代、ドイツでのワルター
ワルター&ベルリン国立歌劇場管
モーツァルト『交響曲第40番』(1929年)

一つの奇跡的な現象
フルトヴェングラー&ウィーン・フィル
ベートーヴェン『交響曲第3番「英雄」』(1944年12月19日)

前代未聞の壮絶なる戦い
エディット・ファルナディ(ピアノ)
シェルヘン&ウィーン国立歌劇場管
チャイコフスキー『ピアノ協奏曲第1番』『第2番』

暴虐、傍若無人
ブロニスラフ・フーベルマン
チャイコフスキー『ヴァイオリン協奏曲』

若き鍵盤の騎士
ダニエル・ワイエンベルク
ブラームス『ピアノ協奏曲第1番』

カラヤン最初の録音、1938年の『魔笛』序曲、そして1941年のベートーヴェン『交響曲第7番』

戦後の全盛期
フルトヴェングラー&ウィーン・フィル
チャイコフスキー『交響曲第4番』(1951年)
ベートーヴェン『交響曲第7番』(1950年)

時代のど真ん中で世界を動かしていた男
バーンスタイン&ニューヨーク・フィル
ベルリオーズ『幻想交響曲』(1963年)

店主がお墓にもっていく10枚のうちの1枚
アンドレ・ナヴァラ『6つのチェロ小品集』

これがベイヌムなりの回答
ベイヌム&アムステルダム・コンセルトヘボウ管
ブラームス『交響曲第1番』

想像以上にバルヒェットのモーツァルトだった
バルヒェット弦楽四重奏団
モーツァルト『弦楽四重奏曲全集』

曲が終わるのが切なくなる
ジャニーヌ・アンドラード(ヴァイオリン)
シベリウス、チャイコフスキー、ブラームス『ヴァイオリン協奏曲』

こちらの精神状態や身体状況に関係なく、いや応なしに迫ってくる
ミシェル・オークレール
チャイコフスキー『ヴァイオリン協奏曲』

心からいとおしいと思える
ミシェル・ブシノー
小品集、オーベール&ヘンデル

こんな人がいたのか
ローザ・ファイン
シューベルト、ロカテッリ、タルティーニ、ブラームス

聴いているほうも背筋がピンとなる
スウィトナー指揮&シュターツカペレ・ドレスデン
マーラー『交響曲第1番』

魔術師マリの芸当をたっぷり
ジャン゠バティスト・マリ指揮
管弦楽小品集

正体不明の指揮者ラルフ・デ・クロス
ベルリオーズ『幻想交響曲』
ワーグナー『管弦楽曲集』

指揮は、そこにいないトスカニーニ
シンフォニー・オブ・ジ・エアー/再出発コンサート
ドヴォルザーク『交響曲第9番「新世界より」』

何かを打ち破ろうとするような強烈な意思
オッテルロー&ハーグ・レジデンティ管
ベートーヴェン『交響曲第9番「合唱」』(1964年)

ここまですごいとは思わなかった
クレツキ指揮&南西ドイツ放送交響楽団
ベートーヴェン『交響曲第5番「運命」』
        『交響曲第3番「英雄」』

こういう音源こそアリア・レーベルが復刻すべき
フルトヴェングラー&ウィーン・フィル
ベートーヴェン『交響曲第4番』(1950年1月25・30日)

すべての交響曲録音の原点
フルトヴェングラー&ウィーン・フィル
ベートーヴェン『交響曲第5番「運命」』

音楽史を塗り替えた大きな偉業、1955年、イ・ムジチ1回目のヴィヴァルディ『四季』

希代の天才ヴァイオリニスト
ゲルハルト・タシュナー(ヴァイオリン)
ベートーヴェン、チャイコフスキー『ヴァイオリン協奏曲』

音楽史的にも重要かつ幸運な録音
ムラヴィンスキー&レニングラード・フィル
チャイコフスキー『交響曲第4番』(1960年)

はちきれそうなエネルギー、あふれる生命力
フリッツ・ライナー指揮&ウィーン・フィル
ブラームス『ハンガリー舞曲集』
ドヴォルザーク『スラブ舞曲集』

なんと、手に入れやすいCDがほとんどない
ミッシャ・エルマン
『チャイコフスキーとヴィエニャフスキ小品集』

天国か地獄の門番に「一つだけ」と言われたら……このアルバムになる
ズザーネ・ラウテンバッハー(ヴァイオリン)
ビーバー『ロザリオ・ソナタ』

マタチッチが残した希代の名演
マタチッチ&チェコ・フィル
ベートーヴェン『交響曲第3番「英雄」』

珍しいもの尽くしの『田園』
セル&ニューヨーク・フィル
ベートーヴェン『交響曲第6番「田園」』(1955年)

1947年におこなわれた5回目の録音
ストコフスキー&ヒズ・シンフォニー・オーケストラ
ドヴォルザーク『交響曲第9番「新世界より」』

これを聴いて悪く言う人に会ったことがない
オッテルロー指揮&ハーグ・レジデンティ管
ベートーヴェン『交響曲第9番「合唱」』

何か腹にイチモツある
ハンス・スワロフスキー&ウィーン国立歌劇場管
ブラームス『交響曲第1番』

当時のバーンスタイン、ここまですごかった
バーンスタイン&ニューヨーク・フィル
シューマン『交響曲全集』

これがボスコフスキーだったのか

こんなにも厳しく美しく、しかも救いに満ちた
バルヒェット弦楽四重奏団
ドヴォルザーク『弦楽四重奏曲第13番』『第14番』

フルトヴェングラー&ウィーン・フィル、1945年1月、スイス亡命直前の演奏会
フランク『交響曲ニ短調』

一期一会の奇跡
ジャン・マルティノン&ウィーン・フィル
チャイコフスキー『交響曲第6番「悲愴」』

無条件で元気になる
ボールト&ロンドン・フィル
マーラー『交響曲第1番「巨人」』

男ミュンシュが大上段から振り下ろす
ミュンシュ&ボストン交響楽団
ドヴォルザーク『交響曲第8番』

ないからアリアCDで作りました
サン゠サーンス名曲ボックス4枚組み

そこにバルヒェットがいるのである
ラインホルト・バルヒェット
バッハ『ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ』
『ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ』

まるで丁寧に織られた織物のように
アグネス・ギーベル(ソプラノ)
モーツァルト『宗教作品集』

幻の音源
クレツキ指揮&ロイヤル・フィル
ブラームス『交響曲第1番』

フルトヴェングラー、エーリヒ・レーンとのベートーヴェン『ヴァイオリン協奏曲』、そして戦時中最後のベルリン・フィルとのコンサート

この人のモーツァルトを聴くと、ほかの人の演奏では聴けなくなるという
アレクサンドル・セリエ
モーツァルト『ピアノ協奏曲第9、13、14、15、18、27番』

「え、デルヴォー、こんなすごい人だったの!?」
デルヴォー指揮&コンセール・コロンヌ
チャイコフスキー『交響曲第6番「悲愴」』

アンゲルブレシュトにようやく会えた
ワーグナー『タンホイザー』序曲

抱腹絶倒、しかし笑ってはいけない
ビーチャム&シンフォニー・オブ・ジ・エアー
1957年1月23日のブラームス

こういう音楽が必要なときもあると思う
シャルル・シルルニク
ベートーヴェン『ヴァイオリン協奏曲』

大爆発第4楽章、何がここまで彼をかきたてたのか
ミトロプーロス指揮&ニューヨーク・フィル
ベートーヴェン『交響曲第9番「合唱」』

これが……ルフェビュールか
ベートーヴェン『ピアノ・ソナタ第30番』『第31番』

おそるべき個性をもった怪物
アリーヌ・ヴァン・バレンツェン

これがタリアフェロなのだ
スペインのピアノ作品

悶絶必至、トスカニーニの爆裂演奏
ブエノスアイレス公演の『第9』

こんな痛快で面白い『幻想』はちょっとない、天才フレスティエの『幻想交響曲』

リヒター盤と並ぶ名演と称されたフリッツ・ヴェルナーの『マタイ受難曲』

あとがき
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