来たるあたたかな春に向けての「眠い」特集
眠気はふとした時に意識の向こう側からやってくる。自律的な行動や思考を困難にするとされ遠ざけられてしまう「眠い」状態に没頭することで、あるべき覚醒のモデルを攪乱する、新たな生のすがたを描き出すことが可能になるのかもしれない。そうでなくともまず、眠りに落ちるまでのまどろみ、抗いがたい倦怠、意識が溶けゆく心地よさを思う存分甘受したい。
目次*
❖対談
おんちみどり×ネルノダイスキ
❖マンガ①
ノーカウント / うつつ寝
❖愛すべきまどろみ
齋藤美衣 / 安達茉莉子 / ワクサカソウヘイ
❖わたしたちは眠りたい
金谷啓之 / 難波優輝
❖マンガ②
眠い / 横谷加奈子
❖眠気の現在
久野愛 / 近森高明 / 山形一生
❖短歌
点滅 / 山階基
❖アンケート
わたしと眠気 / 浅井音楽・朝吹真理子・金子由里奈・川辺素・スズキナオ
❖墜落する意識
酉島伝法 / 春日武彦
❖どこまでコントロールできるか
松本俊彦 / 木澤佐登志
❖眠気の向こう側で
海猫沢めろん / 岩倉文也
❖詩
シッポ / 向坂くじら
❖倦怠感の手ざわり
雑賀恵子 / 逆卷しとね / 髙山花子
❖眠気とたたかう
絶対に終電を逃さない女 / 荻原魚雷 / 呉樹直己
❖うたたねの記述法
豊田由貴夫 / 住本麻子 / 柿内正午
❖資料
眠気を知るためのブックガイド / 鍛冶恵
❖連載
中村稔 / 赤坂憲雄
❖詩
中村稔 / 十田撓子
❖今月の作品
水庭まみ・徳永有美・関本昭太郎・禾アキラ・白神つや・光枝ういろ / 選=高橋順子
❖われ発見せり
中山義達