●近年、暗号資産を保有する個人・法人は急速に増加しています。確定申告期になると、暗号資産の税務相談が税理士事務所に持ち込まれることが多くなり、これに伴い、税理士に限らず弁護士や公認会計士などの士業が暗号資産に関する法律・会計の相談を受ける機会も増えています。
●暗号資産案件には、所得計算をはじめとして、税務調査や相続、NFT、ステーブルコイン、電子決済手段、企業のDAT戦略など、制度だけでは解決できない問題が数多く存在します。暗号資産案件に対応する際には、最初の段階で適切な情報収集を行わなければ、その後の税務処理・法的手続きに支障をきたしかねません。
●暗号資産取引をめぐっては、令和8年度税制改正により、一部の暗号資産(特定暗号資産)のみ、申告分離課税が導入されることとなります。本書は、このように年々制度が変化し、複雑化する暗号資産案件に対応するためのポイントを、税務を中心としながら会計・法務の視点も織り交ぜて横断的に解説した実践書です。日々の業務のお供として机上に置いていただき、暗号資産案件対応に直面した際のガイドブックとしてご活用ください。