第35章 この一年半を回顧して(六月十四日)
一昨年に戻って──グルーのシカゴ演説
ルーズベルトとグルー
昨年に戻って──近衛文麿と吉田茂
一月に戻って──「日本処理案」の衝撃
皇太后、戦争を終わらせることはできないのかと問う
二月に戻って──「もう一回の戦果を」と言いはしたものの
三月に戻って──かなうはずのない陸海軍合同の夢
四月に戻って──決戦をしてはならない
決戦をしないと海軍が陸軍を非難
米内と井上の本当の意図
五月はじめに戻って──アメリカとソ連は共同声明を出すのか
五月半ばに戻って──六人の最高幹部会議
六月はじめに戻って──松平恒雄、木戸幸一を辞めさせようとしたが
鈴木貫太郎、グルーに呼びかけようとしたが
豊田副武、その投げやりな態度は
梅津美治郎、米内光政への期待の蹉跌
南原繁、高木八尺、戦争終結のために
第36章 さらに前に戻って昭和十六年十一月三十日(六月十四日)
「これが天なり命なりとはなさけなき次第」──山本五十六、ぎりぎり土壇場で
「最後の聖断のみ残され居るも」──高松宮、ついに使命を果たせず
木戸幸一、いったい、なにを望んだのか──「陸海軍の真の協調」
第37章 大宮御所、そして日比谷公会堂(六月十四日)
天皇、皇太后を訪問
田中喜代子の誕生会
林基世と岩淵敬子の誕生会
引用出典及び註