誰も1000万ドル以上持つべきではない!
スーパーリッチが世界を蹂躙する現実に待ったをかける、大胆にして新しい政治哲学の登場。
◆トマ・ピケティ(『21世紀の資本』)、ケイト・ラワース(『ドーナツ経済学が世界を救う』)ほか絶賛◆
「個人の財産に上限をもうける」という驚くべき提案が、世界を救う!気鋭の経済学者が、超富裕層が民主主義を歪め、環境を悪化させ、不平等を拡大している実態を指摘し、超富裕層が「存在しない」世界が、いかに理想的な社会を生み出すかを力説する。資本主義、新自由主義への再考を促し、民主主義の根幹を見つめなおすように迫る、ラディカルな1冊!
解説:玉手慎太郎
「この画期的な本は、緻密な論理と説得力のある個々人の物語を組み合わせ、超富裕層から極度の怒りを抱えた人まで、あらゆる人々を現代の最も重要な公共の議論の一つに巻き込む」—ケイト・ ラワース (『ドーナツ経済学が世界を救う 』著者)
「リミタリアニズム——個人が独占できる資源に上限を設定すべきだという主張——についての強力な主張だ。必読の書!」—トマ・ピケティ(『21世紀の資本』著者)
「今こそ、『お金がありすぎるということはあり得るのだろうか?』という問い、そしてそれに伴う『では、私たちはどうすればよいのか?』という問いを、誰かが問いかける時です」 アビゲイル・ディズニー(映画監督、慈善家、活動家)
「富の蓄積に上限を設けることについての、最も説得力のある論拠の一つだ。スーパーリッチ自身すら、ゴールラインを示されれば喜ぶのでは!」リチャード・ウィルキンソン(『格差は心を壊す』共著者)