• 発売日:2024/07/12
  • 出版社:晶文社
  • ISBN:9784794974310

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なぜテンプライソギンチャクなのか?

なぜテンプライソギンチャクなのか?

通常価格 1,870 円(税込)
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  • 発売日:2024/07/12
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商品説明
”海老天”そっくりな謎の生物、極寒の地で絶滅したはずの”亡霊”、水族館の奥で15年間ひっそりと飼育されていた”怪物”────。

日本一のイソギンチャク新種発見数を誇る若き分類学者が、これまで邂逅・命名したイソギンチャクとのエピソードと、激動の来し方をしゃべり倒す!

「我、まさに、「イソギンチャク道」を究(きわ)めんとす。その〝生きざま〟を手に取ってご覧いただきたい。本書を読み終えたとき、皆さまも、イソギンチャク道の入り口に立っていること請け合いだ!」(「プロローグ」より)

自慢、毒舌、ボケ・ツッコミ、何でもあり! 東大落研(おちけん)仕込みのべらんめえ新種発見伝、いざ、開幕!
目次
【内容】

プロローグ 変人で偏屈なガキが、生物学を志すまで

第1章 ひと夏の出逢い、そして伝説の始まり
    ~新種テンプライソギンチャク~
〈再会~お前は、何者だぁ!?~/”文字通り”メスを入れろ/
ラッキーナンバー、それは”8”/ヘン of ヘン~新属新種の誕生秘話~/
一大生息地の発見/そして一大フィーバーへ/さらなる発見、続く研究/ほか〉

コラム(1)「実家は裕福か?」〜研究業界に飛び込む苦悩〜

第2章 震える極寒の海の〝亡霊〟
    ~80年ぶりの新発見・ホソイソギンチャク~
〈謎の標本が送り付けられてきた/どっちがホソイソギンチャクでSHOW?
”亡霊”のイソギンチャク/吞気なオールスターキャスト、旅に出る/
80年越しの再記載~新種発見と同じくらい大事な仕事~/ほか〉

コラム(2)「どこの助教かと思ったよ」〜研究者と落語研究会〜

第3章 最高のパートナー、その名は水族館
    新種チュラウミカワリギンチャク
〈救いの神、カワリギンチャク類/思わぬ協力者の出現/
予備水槽は宝の山~水族館の”控え組”~/ついに”怪物”とご対面!/
水族館に15年いた新種/新分野「水族館生物学」の旗頭へ/ほか〉

コラム(3)「どこがダメなんだ、言ってみろやぁ!」〜博士号を取得する大変さ〜

第4章 よろずの研究の果てに……
    新科ヨツバカワリギンチャク科
〈研究業、やめようかな……/沖縄を脱出せよ! やってきた”就活”/
若干三十路の専任講師誕生!/カワリギンチャク研究の総決算へ/
分類大系に大鉈を振るえ/まだまだあるぞ隠し玉! 秘蔵の種を先行公開!/ほか〉

コラム(4)「YouTuberのDr.クラゲさんですよね!?」~研究者がYouTubeをやる理由〜

エピローグ 我がイソギンチャク道、まだまだ道半ば……。

イソギンチャク図鑑(全23種)
参考文献&ウェブページリスト
【カラー付録】著者が新種記載、または再記載等に関わったイソギンチャク(一部)
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