環境行政法の現代的課題

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環境行政法の現代的課題

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商品説明
◆環境保護と利用調和の追究◆
「先見的・戦略的な環境保護と利用調和の実現」をテーマに編まれた本書は、実は山田洋先生(一橋大学名誉教授)の古稀記念でもある。山田先生の人柄を彷彿とさせる隠れた記念論文集は、「居酒屋で山田洋先生を囲んでいるかのような雰囲気」をモットーに、和気藹々と11名が集い、多角的視点から環境行政法の現代的課題を追究する。
目次
『環境行政法の現代的課題』

  戸部真澄・川合敏樹 編

【目 次】

◆1 東日本大震災と租税―復興特別税と投資税制を中心〔加藤友佳〕

Ⅰ はじめに
Ⅱ 震災復興の財源としての租税
 1 復興の財源と租税/2 復興予算と租税
Ⅲ 復興特区における課税特例と投資
 1 復興特区制度の導入/2 復興特区における課税の特例/3 日本版レベニュー債と非課税措置
Ⅳ 復興特別税の導入
 1 震災時の租税立法/2 復興特別税の創設/3 復興財源確保法と復興特別税/4 復興特別税の性質―目的税と特定財源
Ⅴ むすびにかえて

◆2 統合的環境保護の法構造〔川合敏樹〕

Ⅰ 問題状況の素描と問題意識
Ⅱ 端  緒
 1 統合的環境保護/2 日本法の状況/3 本稿の視座
Ⅲ 統合的環境保護と事前配慮
 1 統合的環境保護の位置付け/2 事前配慮の意義/3 BImSchG における事前配慮原則/4 IE指令とその国内法化/5 資源配慮管理の観点
Ⅳ おわりに

◆3 行政訴訟における「公益」をめぐる一考察―ドイツ行政裁判所法(VwGO)における「公益代理人」(VöI)制度を素材として〔木藤 茂〕

Ⅰ 本稿の背景と関心の所在
Ⅱ ドイツ行政裁判所法(VwGO)における「公益代理人」(VöI)制度の概要
 1 前提と前史/2 基本法の下における連邦に係る旧制度―連邦訟務検事長(OBA)/3 現行法における公益代理人制度
Ⅲ 本稿の関心からみた連邦利益代理人(VBI)をめぐる諸論点
 1 連邦利益代理人の定位/2 裁判手続における関与と機能
Ⅳ 日本法への示唆
 1 行政訴訟における被告・処分庁・訟務組織/2 行政訴訟における原告・参加人/3 行政訴訟のグランドデザイン・公益実体論
Ⅴ あとがき―個人的経緯の補足とともに

◆4 日照妨害による損害賠償請求権の消滅時効〔金 致煥〕

Ⅰ はじめに
Ⅱ 日照妨害に対する損害賠償請求権の消滅時効
 1 事実の概要/2 判 旨/3 検 討
Ⅲ おわりに

◆5 気候変動適応における政策統合と法―日独比較から〔勢一智子〕

Ⅰ 気候変動適応に対する法的要請
 1 気候変動適応という社会問題/2 期待された法制化/3 気候変動適応に必要な政策統合
Ⅱ 気候変動適応法の現在地:5年後見直しの議論から
 1 気候変動適応法の制度構造と施行状況/2 関連分野との連携:政策統合の要請/3 気候変動適応法の特色と課題
Ⅲ ドイツにおける気候変動適応の動向:日独比較の視点から
 1 国家戦略体制から法制化へ/2 ドイツ気候変動適応法の概要/3 ドイツ気候変動適応法の特色と機能構造
Ⅳ 気候変動適応と法:日本法への示唆と課題
 1 気候変動適応「法」の意義/2 政策統合としての気候変動適応/3 地域政策としての適応と法

◆6 自治体の気候保護と路上駐車の値上げ〔髙田実宗〕

Ⅰ はじめに
Ⅱ パーキング・メーター等と手数料
Ⅲ 路上駐車場と自動車駐車場の料金
Ⅳ ドイツにおける路上駐車と料金
Ⅴ ドイツにおける居住者と路上駐車
Ⅵ 自治体の気候保護と値上げの法的課題
Ⅶ おわりに

◆7 ドイツにおける子どもの声の「特権化」〔戸部真澄〕

Ⅰ はじめに
Ⅱ 「特権化」の規定
Ⅲ 立法資料
 1 総 論/2 各 論
Ⅳ 本改正後の動向
 1 子ども関連施設に対する提訴/2 原則例外関係の審査方法(本項1文関連)/3 基準値等の取扱い(本項2文関連)/4 本改正の意義
Ⅴ 日本への示唆

◆8 環境法としての現代鉱業法〔服部麻理子〕

Ⅰ 鉱物等の利用に関する議論状況
 1 はじめに/2 脱炭素社会の実現に向けた土地利用の制御/3 環境法研究対象としての鉱物資源等
Ⅱ 鉱物等の採取や利用,鉱業紛争に関する法制度の概観
 1 日常生活を支える原材料の確保に関係する法分野/2 鉱業法制の沿革/3 公害等調整委員会の役割/4 海底鉱物資源の開発や利用
Ⅲ 鉱業等に係る土地利用調整や安全確保のための法規制
 1 鉱業法の特徴/2 鉱業権/3 経済産業省の権限/4 鉱区禁止地域・鉱業禁止地域/5 損害賠償
Ⅳ 今後の課題
 1 鉱物資源開発にかんする国際協力/2 おわりに

◆9 デジタル時代の規制手法論〔原田大樹〕

はじめに
Ⅰ 制度設計と「実験」―規制の内容形成
 1 規制改革の「実験」/2 アジャイル・ガバナンス
Ⅱ 制度設計と「契約」―規制の確定・実現手段
 1 法定外手段としての契約/2 制度設計手段としての契約
Ⅲ 制度設計と「責任」―規制の不備への対応
 1 行為中心主義と過失責任原理/2 原因究明・行動制御・責任追及の分離可能性
おわりに

◆10 転換期にある生物多様性保全法―再生可能エネルギー拡大の加速化をめぐるドイツの法状況から〔山本紗知〕

Ⅰ はじめに
Ⅱ 種の保護審査とその標準化
 1 種の保護審査とは/2 種の保護審査の標準化
Ⅲ 種の保護審査における特例承認の容易化
 1 種の保護審査における特例制度とは/2 再エネ法2条による特例承認の容易化
Ⅳ 種の保護審査手続の省略
Ⅴ むすびにかえて

◆11 台湾における環境影響評価制度の運用と課題―比較法の視点から〔賴 宇松〕

はじめに
Ⅰ 台湾の環境影響評価制度の生成と特色
 (一)台湾の環境影響評価制度の生成と構造/(二)台湾の環境アセス制度の特色
Ⅱ 台湾の環境アセス制度と訴訟
 (一)環境アセス審査結果をめぐる取消訴訟
Ⅲ 台湾の環境アセス制度の評価と課題
 (一)台湾の環境アセス制度の評価/(二)台湾の環境アセス制度の課題
Ⅳ おわりに代えて―台湾の環境アセス制度の展望

  — — —

・あとがき
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