危機管理法制の可能性

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商品説明
◆災害対策、感染症対策、国民保護等の法整備、その実効性確保と人権、地方自治との均衡等を分析する◆
巨大災害時の災害事例等に基づく実証的検証により、制度設計と例外的措置の「強化」の重要性、その限界を考究。「想定外」から「事前対応型」へ、危機管理法制の可能性を探る。
目次
『危機管理法制の可能性』

  室田哲男(政策研究大学院大学教授) 著

【目 次】

・はしがき

🔷はじめに

🔶第1章 危機管理法制概論

Ⅰ 危機管理法制とは
Ⅱ 危機管理法制の体系
 1 緊急事態の類型
 2 緊急事態の発生原因や態様等による分類
 3 危機管理の段階による分類
Ⅲ 我が国の危機管理法制の形成過程と特徴

🔶第2章 比較危機管理法制

Ⅰ 比較対象とする危機管理法
Ⅱ 各危機管理法の制定・改正の経緯
 1 災対法の制定・改正の経緯
 2 原災法の制定・改正の経緯
 3 国民保護法の制定の経緯
 4 インフル法の制定・改正の経緯
Ⅲ 目的、基本構成等の比較と共通事項の抽出
 1 目的規定の比較
 2 対応する危機管理の段階の比較
 3 基本構成の比較と共通事項
Ⅳ 緊急措置等の比較
 1 国民・事業者の責務と共助の促進
 2 私権制限
 3 事態対処に係る特例措置
 4 緊急政令
Ⅴ 国・地方間関係の比較
 1 各危機管理法における国・地方間関係
 2 国・地方公共団体間の垂直的関係の比較
 3 地方自治制度の四つの分析軸に基づく比較・分析
 4 地方公共団体間の水平的関係の比較

🔶第3章 国民保護法における緊急措置強化の可能性─危機管理法制の比較に基づく考察

Ⅰ 民間防衛に係る規定強化の可能性
 1 国民の責務の明確化と共助の促進
 2 私権制限
Ⅱ 国民保護措置の実施に係る特例措置及び緊急政令の強化の可能性
 1 国民保護措置の実施に係る特例措置
 2 緊急政令
Ⅲ 第3章のまとめ

🔶第4章 巨大災害の応急対策における国・地方間関係のあり方

Ⅰ 分析の対象とする巨大災害の具体的事例と災害応急対策の範囲
Ⅱ 各危機管理法における避難措置、救助等に係る規定の比較
 1 避難措置
 2 広域避難
 3 被災者の救助
 4 地方公共団体間の応援
Ⅲ 南海トラフ巨大地震における国・地方間関係の課題
 1 南海トラフ地震の防災対策に関する国の計画等
 2 想定される課題
Ⅳ 首都圏大規模水害における国・地方間関係の課題
 1 首都圏大規模水害における大規模広域避難の実装に向けた国・関係地方公共団体の取組
 2 想定される課題
Ⅴ 巨大災害における国の責務・権限強化の必要性と制度的方策
 1 国の責務・権限強化の必要性に関する判断基準
 2 災害応急対策の各措置における国の責務・権限強化の必要性と制度的方策
 3 巨大災害における災害応急対策の法定受託事務への整理
 4 特別ルール等の適用要件
Ⅵ 第4章のまとめ

🔶第5章 危機管理法制の想定外事態

Ⅰ 各危機管理法において想定されている事態
 1 災 対 法
 2 原 災 法
 3 国民保護法
 4 インフル法
Ⅱ 各危機管理法における想定外事態
 1 早い段階で予防的措置が必要となる事態
 2 各危機管理法の想定を超える過酷事態
Ⅲ 個別法の存在しない事態等
 1 未知の事態
 2 どの類型の緊急事態なのか判然としない事態
 3 特別法の整備が望まれる事態
Ⅳ 複合事態
 1 自然災害と原子力災害の同時発生
 2 新型インフルエンザ等の流行期における自然災害の発生
 3 その他の複合事態
Ⅴ 「緊急事態対処法」の必要性とあり方
 1 「緊急事態対処法」の必要性
 2 「緊急事態対処法」のあり方
Ⅵ 第5章のまとめ

🔶第6章 現行憲法の枠内における緊急措置強化の限界

Ⅰ 国家緊急権及び緊急事態条項の意義
Ⅱ 緊急措置と緊急事態条項の関係
Ⅲ 現行憲法の枠内における各緊急措置の強化の限界
 1 私権制限
 2 緊急政令
 3 国の責務・権限の強化

🔷おわりに

・事項索引
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