スマホ1台で、子どもが被害者にも加害者にもなる――。
今、学校で急増する盗撮。教員が生徒を標的にするだけでなく、子ども同士の事例も相次ぐ。
「校内盗撮」という性暴力から子どもを守る方法とは? 保護者・教育関係者、必読の書!
2025年、名古屋市の小学校教諭の逮捕がきっかけで発覚した教員グループによる盗撮事件。
教員らが学校で児童・生徒を盗撮し、その画像をSNSのグループチャット内で共有していたことが報じられ、世間に大きな衝撃を与えた。
この他にも近年、学校での盗撮をめぐるニュースは後を絶たず、実際に盗撮被害は急激に増えている。
ただし、スマホやSNSが当たり前になったこの時代、教員が加害するばかりでなく、子ども同士の盗撮も目立つ。
さらに、日進月歩の生成AIを悪用した性的ディープフェイクもはびこり、事態はますます複雑化・深刻化しているのだ。
なぜ、学校という空間で盗撮が相次ぐのか。そして、大切な子どもたちを守りたい保護者、教育現場、社会は、こうした状況に対してどのように手を打つべきなのか――。
「校内盗撮」という深刻な性暴力の現実と、子どもを被害者にも加害者にもさせないための対策・予防法を、3500人以上の性犯罪者の治療プログラムに携わってきた著者が豊富な臨床経験をもとに解説する。
【特別対談も収録】
・盗撮事件を起こした有名中学受験塾元講師A
・永守すみれ(ネットパトロール団体「ひいらぎネット」代表)
・末冨芳(教育行政学者、日本大学文理学部教育学科教授)
●著者略歴
斉藤章佳(さいとう・あきよし)
加害者臨床家。精神保健福祉士・社会福祉士。西川口榎本クリニック副院長。1979年生まれ。あらゆる依存症の臨床に携わり、現在までに3500名以上の性犯罪者の地域トリートメントに関わる。3児の父親。著書に『男が痴漢になる理由』『万引き依存症』(共にイースト・プレス)、『小児性愛という病 それは、愛ではない』(ブックマン社)、『しくじらない飲み方』(集英社)、『盗撮をやめられない男たち』(扶桑社)、『セックス依存症』『子どもへの性加害 性的グルーミングとは何か』(共に幻冬舎新書)など多数。