悪役がわかれば、プロレスがわかる!
プロレスの基本フォーマットは善(ベビーフェース)と悪(ヒール)の抗争であり、それが終わりなき大河ドラマをつむいでいく。力道山、ジャイアント馬場、アントニオ猪木の闘いに大衆が熱狂したのは、彼らを輝かせる悪役――ライバルたちがいたからだ。
7人の偉大なるヒール――フレッド・ブラッシー、ザ・デストロイヤー、アブドーラ・ザ・ブッチャー、タイガー・ジェット・シン、上田馬之助、スタン・ハンセン、ブルーザー・ブロディの人生を通し、勃興から昭和末期までの黄金期をとらえなおす新しいプロレスヒストリー!
【著者略歴】
斎藤文彦(さいとう・ふみひこ)
プロレスライター、コラムニスト、大学講師。1962年生まれ、東京都杉並区出身。アメリカミネソタ州オーガズバーグ大学教養学部卒業、早稲田大学大学院スポーツ科学学術院スポーツ科学研究科修士課程修了、筑波大学大学院人間総合科学研究科体育科学専攻博士後期課程満期。プロレスラーの海外武者修行に憧れ17歳で渡米して1981年より取材活動開始。『週刊プロレス』では創刊時から執筆。近著に『猪木と馬場』(集英社新書)、『力道山──「プロレス神話」と戦後日本』 (岩波新書)などがある。