ついつい足を止めてしまう幻想的なクラゲの展示
その裏には、クラゲの命を紡ぐ飼育員の努力と知られざるクラゲの魅力があった―。
薄暗い空間の中でライトアップされ、時間がゆっくり流れるような非日常感を味わえる水族館のクラゲ展示。脳も心臓もなくフワフワ漂うクラゲですが、体の95%が水分でできており、わずかな水流の乱れや傷ひとつで溶けて消えてしまうほど繊細です。
飼育員さんは、この不思議な生きものと日々どのように向き合っているのでしょうか?
本書は、水族館のクラゲ飼育員さんにご協力のもと、水族館マニアとしてブログの運営や取材記事を執筆している著者が、飼育員ならではの視点でクラゲのディープな魅力に迫る一冊です。
「育てていればクラゲ1匹ずつの顔や個性は見分けられる?」
「水流をコントロールして美しい浮遊感を作る技とは?」
「顕微鏡サイズからはじまるクラゲの赤ちゃんの舞台裏とは?」
写真集や図鑑には載っていない、毎日現場でクラゲと向き合う飼育員だからこそ知る情報が満載です。
これを読めば、今すぐクラゲに会いに行きたくなること間違いなし! クラゲマニアから水族館好き、生きものの不思議に触れたい方まで広く楽しめる一冊です。
【簡易目次】
口絵
まえがき
第1章:なぜ僕たちは、クラゲの前で足を止めるのか
第2章:水のように生きるクラゲの不思議
第3章:水族館で命をつなぐクラゲたち
第4章:水族館でクラゲを育てる・増やす
第5章:まだまだ謎だらけのクラゲ研究
第6章:クラゲの種類が変われば個性も変わる
第7章:水族館の展示を支える水槽技術
第8章:水族館でクラゲの見え方が変わる
あとがき