図解入門よくわかる 最新 ゲノム編集の基本と仕組み

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商品説明
「遺伝子組み換え」と何が違う? 安全性は? ビジネスの動向は?
激変するバイオテクノロジーの「今」と「これから」をこれ一冊で俯瞰する入門書!


2020年にノーベル化学賞を受賞した「ゲノム編集技術」ですが、技術は進歩し続けており、今や研究の段階を越えて社会実装や法整備をしていく段階になっています。
しかし、「ゲノム編集って安全面とかどうなの」「遺伝子組み換えと同じじゃないの?」「私たちの暮らしにどんな影響があるの」といった疑問を持つ方も多くいらっしゃると思います。

本書で解説されるのはゲノム編集の仕組みだけではありません。
食品応用の現状やルール、画期的な医療の可能性、倫理的な課題、技術が浸透していく社会での考え方など、ゲノム編集技術を取り巻く情報を俯瞰して学ぶことができます。

前提知識が無くても安心の、優しい解説と図解になっています。
本書は、教養として学びたい方やフードテックやバイオベンチャーの動向を押さえたいビジネスマンまで、初めの一冊におすすめの一冊です。

【簡易目次】
第1章:そもそも「ゲノム編集」とは何か?
第2章:ゲノム編集の仕組みを解き明かす
第3章:食卓に広がるゲノム編集食品
第4章:医療・バイオテクノロジーへの応用
第5章:倫理的課題とこれからのルール
第6章:ゲノム編集が描くこれからの未来
目次
第1章:そもそも「ゲノム編集」とは何か?
1-1「ゲノム編集」とは何か?
1-2なぜ今、ゲノム編集を学ぶべきなのか
1-3ゲノム編集はすでに産業応用されている
1-4ゲノム編集市場の拡大とビジネス機会
1-5「遺伝子組換え」との違い
1-6変異は自然界でも常に起きている
1-7従来の品種改良とは何か?
1-8ゲノム編集で品種改良はスピードアップする
1-9「DNA」「遺伝子」「ゲノム」どう違う?
1-10 A・T・G・C:生命を記述する4つの文字
1-11 なぜゲノムを変えると生物の特徴が変わるのか?
1-12 ゲノム編集の歴史の幕開け
1-13 CRISPR-Cas9の登場
1-14 CRISPR-Cas9は細菌研究から生まれた
1-15 2020年ノーベル化学賞受賞の意義
1-16 CRISPR-Cas9をめぐる特許競争
1-17 権利関係が明確な国産ゲノム編集技術

第2章:ゲノム編集の仕組みを解き明かす
2-1ガイドRNA:ターゲットへ導く「ナビゲーター」
2-2Cas9タンパク質:DNAを切断する「ハサミ」
2-3PAM配列:ハサミが作動するための「鍵」
2-4DNAが切断された「後」に起きること
2-5非相同末端結合(NHEJ)とは何か
2-6相同組換え修復(HDR)とは何か
2-7ゲノム編集の国際基準:SDN-1,2,3の違い
2-8SDN-1が従来の品種改良と同じと見なされる理由(変異と区別ができない)
2-9最大の課題「オフターゲット作用」とは?
2-10オフターゲットを減らすための最新対策
2-11ゲノム編集ツールを細胞内にどう届けるか?
2-12植物への導入法①:アグロバクテリウム法
2-13植物への導入法②:パーティクルガン法
2-14Cas9以外の新しいツール(Cas12a等)
2-15切らずに書き換える「塩基編集」
2-16長文を書き換える「プライム編集」
2-17DNAを書き換えない「エピゲノム編集」
2-18ゲノム編集技術をめぐる特許競争
2-19権利関係が明確な国産ゲノム編集技術(プラチナTALENなど)

第3章:食卓に広がるゲノム編集食品
3-1世界屈指のゲノム編集食品「先進国・日本」
3-2第一号食品:血圧を下げる「GABAトマト」
3-3水産分野の革命:成長が早い「マダイ」
3-4毒を持たない「トラフグ」の可能性
3-52024年届出:地球にやさしい「22世紀ひらめ」
3-6なぜ「魚」にゲノム編集が求められるのか?
3-72026年最新事例:日持ちの良すぎる「メロン」
3-8毒素を減らした「減毒ジャガイモ」の栽培試験
3-9食の安全への貢献:アレルギー低減卵
3-10カルタヘナ法とは?
3-11日本のルール:「安全性審査」か「届出」か
3-12アメリカのルール:「SECURE Rule」の導入
3-13ヨーロッパの新ゲノム技術(NGTs)規制案
3-14消費者の最大の疑問:食品に「表示」はあるのか?
3-15なぜ表示義務化が科学的に難しいのか?
3-16農薬依存からの脱却:病気に強い作物
3-17気候変動に立ち向かう:干ばつ耐性作物
3-18多収穫米:世界の食糧危機を救う鍵
3-19無花粉スギ
3-20フードテックと代替タンパク質の融合(牛肉米など)
3-21動物福祉への応用(角なしホルスタイン牛の開発など)
3-22有機農業(オーガニック)とゲノム編集は共存できるか?
3-23サプライチェーン全体を最適化する技術へ

第4章:医療・バイオテクノロジーへの応用
4-1ゲノム編集治療とは何か?
4-2体外編集(ex vivo)のアプローチ
4-3体内編集(in vivo)のアプローチ
4-4血液の難病を治す:鎌状赤血球症への承認
4-5遺伝性の失明を食い止める(レーバー先天黒内障)
4-6がん細胞を攻撃する「CAR-T細胞療法」の進化
4-7他家CAR-Tを使ったがん治療への挑戦
4-8オーダーメイドのゲノム編集治療
4-9異種移植:ブタの臓器をヒトへ移植する
4-10モデルマウス作製の高速化がもたらす創薬革命
4-11遺伝子ドライブとは何か? (蚊が媒介する感染症対策)
4-12遺伝子ドライブのメリットと脅威(生態系への介入)
4-132026年注目スタートアップが牽引する市場
4-14藻類バイオ燃料:持続可能な航空燃料(SAF)へ
4-15バイオ素材の可能性:クモの糸を微生物に作らせる

第5章:倫理的課題とこれからのルール
5-1「体細胞」と「生殖細胞」の越えられない壁
5-2なぜヒト受精卵への応用は禁忌とされるのか?
5-3受精卵へのゲノム編集特有の問題(モザイク、大規模なDNA欠損)
5-3デザイナーベビーへの懸念
5-42018年・中国での「ゲノム編集ベビー」事件
5-5日本における現状のルールの脆弱性
5-6いよいよ動く日本:2026年の新法案提出
5-7絶対的禁止:人や動物の「胎内への移植」
5-8具体的な「罰則」の重さ(最高5年の懲役)
5-9基礎研究への影響:禁止と許容の境界線
5-10なぜ国際調和が求められるのか?(各国のルールばらつき、医療ツーリズム)
5-11そもそも受精卵へのゲノム編集は必要なのか(着床前診断との比較)
5-12受精卵へのゲノム編集が認められる日は来るのか
5-13バイオテロへの応用

第6章:ゲノム編集が描くこれからの未来
6-1未来の食卓はどう変わるか?
6-2農業における「知財」の民主化
6-3ゲノム医療の個別化・大衆化
6-4地球温暖化を遅らせるバイオテクノロジー
6-5ゲノム編集、そしてゲノム構築時代へ(合成生物学)
6-6「不自然なものは危険」という直感の落とし穴
6-7リスク・コミュニケーションの重要性
6-8断片的な情報(SNS)の罠を見抜く
6-9情報の「出処(一次情報)」を確認する習慣
6-10「わからないこと」を許容する科学の誠実さ
6-11正しく活用する「科学リテラシー」
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