• 発売日:2025/11/25
  • 出版社:すばる舎
  • ISBN:9784799113622

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生前対策が全然わかっていない親子ですが、 家族信託って結局どうすればいいのか教えてください!

生前対策が全然わかっていない親子ですが、 家族信託って結局どうすればいいのか教えてください!

通常価格 2,420 円(税込)
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商品説明
□家族信託は、「家族の未来」を守るための新しい選択
もし、本人や家族が認知症になったら、さまざまな問題が起こります。
「銀行口座の凍結」「自宅を売却できない」「マンションなどの賃貸物件を管理できない」……。
こうした“資産凍結のリスク”を防ぐ仕組みとして注目されているのが「家族信託」です。

「信託できるほどの資産なんてないから、私には関係ない」と思いがちですが、いざ親や家族などが認知症や病気になったとき、資産が凍結されると、病院や介護施設などの費用に困ることもあります。

高齢化が進む日本では、認知症により本人名義の財産を動かせないケースが社会問題になっています。
家族信託を活用すれば、本人と家族が決めたルールのもと、「生前の財産管理」から「相続対策(財産承継)」までをスムーズに行えます。

「でも、家族信託って結局どうすればいいの?」

そう感じている方にこそ読んでほしい一冊です!

家族信託とは、自分の財産を家族など信頼できる人に託し、その人が自分や家族のために財産を管理・運用・処分する仕組みです。
仕組み自体はとてもシンプルで、
「委託者(財産を託す人)」と「受託者(託される人)」の契約だけで始められます。
法律に基づく一定のルールはありますが、面倒な役所への届出は不要です。
また、「家族」という言葉が入っているため、「家族の間でしかできないの?」と誤解されがちですが、実際には家族以外の人を受託者にすることも可能です。

本書では、ネコ村先生となった司法書士の著者が、一見とっつきにくい家族信託の全体像を、イラストと文章の見開き構成でわかりやすく説明します。
「備えあれば憂いなし」として、家族信託のキホンをみっちり指南します!

[こんな方におすすめです]
・親が認知症になる前に、資産管理を準備したい
・相続や事業承継をスムーズに進めたい
・親なきあとの子どもの生活を守りたい
・成年後見制度以外の方法を知りたい
・“もしも”のときの備えに、家族が安心して暮らせる仕組みを整えたい

[この一冊でわかること]
・家族信託の基本から、具体的な手続き・活用事例
・認知症対策としての活用
・成年後見制度との違いと併用
・相続・事業承継・資産承継の設計
・親なきあとの子どもの生活への備えを考えている方
・おふたりさま・おひとりさまの老後設計を考えている方
・事実婚の資産整理を考えている方
・ペットのための信託                    ……など
目次
Part 1 「家族信託」のキホンってどういうこと?
 01 「家族信託」って、そもそもどういうこと?
 02 そもそも「信託」って何ですか?
 03 「委託者」「受託者」「受益者」って、誰のこと?
 04 「受託者」はどんな人が選ばれる?
 05 まず、家族信託の全体像と使いどころをつかむ!
 06 家族信託の種類と、銀行の「遺言信託」との違い
 07 家族信託で財産を整理する
 08 親が認知症になったとき、家族信託を活用できるってホント?
 09 家族信託の手続きの進め方
 10 家族信託のメリットって何?
 11 家族信託のデメリットって何?
 12 家族信託の費用はどれくらいかかるの?
 13 いつから家族信託を始めればいいの?
 14 家族信託を活用する際の注意点とは?

Part 2 「家族信託」の活用ポイントを押さえる!
 01 親が認知症になる前に「家族信託」について話し合う
 02 家族信託の実際の“進め方”を深掘る!
 03 親はすべての財産を家族に話さないといけないの?
 04 家族信託でもめ事が起こりやすい内容とは?
 05 信頼できる家族が「受託者」の場合
 06 第三者や法人が「受託者」の場合
 07 自宅などの不動産を信託財産にする方法
 08 家族信託の信託契約書は自分で作れるの?
 09 家族信託は「資産承継」や「事業承継」にも活用できる!
 10 家族信託の専門家を選ぶには?

Part 3 「家族信託」の手続きのキホンを押さえる!
 01 不動産を信託財産にしたい場合の登記手続きとは?
 02 金融機関で「信託専用口座」を開設するには?
 03 家賃やローンを信託専用口座で管理するには?
 04 信託が終わったらどうするの?
 05 信託契約の内容を変更するにはどうすればいい?
 06 家族信託の税金対策も押さえる!
 07 税金の落とし穴にも注意!
 08 家族信託を使って生前贈与はできる?
 09 税務署に書類を提出する

Part 4 「家族信託」と他制度の違いを知りたい!
 01 そもそも、「成年後見制度」って何?
 02 「成年後見制度」と「家族信託」の違いとは?
 03 法定後見の3つのタイプ 「後見・保佐・補助」の仕組み
 04 法定後見制度の手続きと流れを知ろう
 05 任意後見制度の手続きと仕組みを知ろう
 06 「遺言」と「家族信託」の違いとは?
 07 「生前贈与」と「家族信託」はどう違う?
 08 「家族信託」と「生前贈与」は税金的にはどちらがトク?
 09 配偶者の住まいを守るには?
 10 「委任契約」では、認知症には備えられない?
 11 親の死後「生命保険金」ですべて解決できる?
 12 家族信託で「遺留分」は避けられる?

Part 5 「家族信託」の活用ケースを知る!
 01 親が認知症になる前に「家族信託」という選択
 02 認知症の妻の生活を守り、最終的に子供へ資産を引き継ぐ
 03 収益不動産の管理と相続対策
 04 ローン付きマンションを子供に託したい
 05 不動産を共有名義にしたくない
 06 土地を孫に承継し、親族以外への資産流出を防ぐ
 07 前妻との子供にきちんと自宅を承継したい
 08 実家の空き家問題を事前に解決したい
 09 親なきあとの子供の生活を守りたい
 10 中小企業の株式をスムーズに承継するには?
 11 株式は承継したいが、経営権は維持したい
 12 後継者を育てながら、株式を段階的に承継する
 13 複数の人が持っている株式を、まとめて承継させたい
 14 おふたりさま・おひとりさまが老後に備えるには?
 15 自分が亡くなったあとも大切なペットを守りたい

巻末付録 「信託契約書」「信託財産目録」の記載例、エンディングノート、Q&A、索引
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