- 発売日:2026/09/25
- 出版社:スタイルノート
- ISBN:9784799802304
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音楽科教員として生きる
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商品説明
「なぜ音楽を勉強するの?」——児童生徒からのこの問いに、あなたは毅然と答えられるでしょうか。
本書は、これから教壇に立つ学生や初任者の音楽科教員に向けて、学校教育に音楽科が存在する本質的な意味を、日々の実践に即して説き明かした一冊です。
音楽は多くの生徒にとって身近な「趣味」です。だからこそ好き嫌いで授業への態度が決まってしまいがちですが、授業はあくまで「学習」。好みに合わない曲であっても、確かな変容……学力をもたらさなければなりません。著者はまず、授業づくりで混同されやすい「学習内容(目的)」と「学習活動(手段)」を区別することの重要性を説きます。発声練習もパート練習も、それ自体が目的ではないのです。
教科書の楽曲は、そのままでは教材ではありません。教師が「この曲で何を教えるか」を定めた瞬間に、はじめて教材となる。〈共通事項〉を視点に自らの耳で音や音楽の特質を見抜く教材研究の方法を、『夏の思い出』を例に、学習内容の創出から学習活動、評価の設定まで具体的にたどります。
さらに、テストで測れる「見えやすい学力」に偏らず、豊かな情操や感受といった「見えづらい学力」をどう育てるか。鑑賞指導が「言葉探し」に陥ることを防ぐ〈キャッチコピーの生成〉という提案。学級担任、校務分掌、給食や清掃、音楽室の管理、部活動…… 音楽科教員として生きることの全体像も丁寧に描かれます。
そして「あとがきにかえて」で語られるのは、ICT・AI時代における音楽科の使命です。「AIと同じ土俵に立つつもりはない」。労力と時間をかけ、苦悩とささやかな達成感を行き来しながら音楽と向き合う——その実感の積み重ねこそが、音楽と共に生きる明るく豊かな人生を支えます。
教師としての誇りと情熱を呼び覚ます、実践的な羅針盤となる一冊です。
本書は、これから教壇に立つ学生や初任者の音楽科教員に向けて、学校教育に音楽科が存在する本質的な意味を、日々の実践に即して説き明かした一冊です。
音楽は多くの生徒にとって身近な「趣味」です。だからこそ好き嫌いで授業への態度が決まってしまいがちですが、授業はあくまで「学習」。好みに合わない曲であっても、確かな変容……学力をもたらさなければなりません。著者はまず、授業づくりで混同されやすい「学習内容(目的)」と「学習活動(手段)」を区別することの重要性を説きます。発声練習もパート練習も、それ自体が目的ではないのです。
教科書の楽曲は、そのままでは教材ではありません。教師が「この曲で何を教えるか」を定めた瞬間に、はじめて教材となる。〈共通事項〉を視点に自らの耳で音や音楽の特質を見抜く教材研究の方法を、『夏の思い出』を例に、学習内容の創出から学習活動、評価の設定まで具体的にたどります。
さらに、テストで測れる「見えやすい学力」に偏らず、豊かな情操や感受といった「見えづらい学力」をどう育てるか。鑑賞指導が「言葉探し」に陥ることを防ぐ〈キャッチコピーの生成〉という提案。学級担任、校務分掌、給食や清掃、音楽室の管理、部活動…… 音楽科教員として生きることの全体像も丁寧に描かれます。
そして「あとがきにかえて」で語られるのは、ICT・AI時代における音楽科の使命です。「AIと同じ土俵に立つつもりはない」。労力と時間をかけ、苦悩とささやかな達成感を行き来しながら音楽と向き合う——その実感の積み重ねこそが、音楽と共に生きる明るく豊かな人生を支えます。
教師としての誇りと情熱を呼び覚ます、実践的な羅針盤となる一冊です。
目次
はじめに 音楽科はなぜ必要か
学校の授業に、どうして音楽があるのか
Ⅰ 学校卒業後の長い人生を生き抜く「心」に関わる音楽科
1 音楽を好きにさせるためだけに音楽の授業があるわけではない
2 数学と漢字
3 音楽を趣味としているからこその難しさ
4 学習としての音楽だという理解の必要
5「 何かを学ぶために歌う」「 この曲を聴いて何かを学ぶ」 とは
6 評価観点の変更を経て
7 評価観点が変わった今だからこそ 先人の警告
8 音や音楽からの実感による経験の大切さ
9音楽科における「 豊かな情操を培う」 について
10「 豊かな情操」 の実現のために確かめておきましょう
Ⅱ 学習としての音楽とするために
1 大切な学習内容
2 想定 「授業づくりに取り組む 教育実習生と指導教官との対話」
3 学習内容と学習活動
4「 この授業の学習内容は何か?」 に対する 答えとしての、その数・内容・ストーリー
5 学習内容・学習活動・学力→評価の相互の整合性
Ⅲ 学習内容の創出と教材研究
1 学習内容がなくとも授業が行えてしまう音楽科
2 教材研究に際して やはり学習内容は不可欠
3 教材研究に際して 〈共通事項〉 への着目の利点
4 教材研究に際して 学習内容は音や音楽そのものから決めていくもの
5 教材研究に際して 最初から教材はない
6 教材研究 特に日本伝統音楽には注意が必要
7 教材研究 その過程をまとめてみると
Ⅳ 指導の構成の方法『夏の思い出』を例に
1「 楽しい」「 皆でひとつのものを創り上げて感動した」だけでは済まされない音楽科教育
2 学習内容の創出は、 その音楽をより魅力的にするには? がスタート
3 学習内容のない授業は授業とは呼べない
4「 『 夏の思い出』 なら知っている」 が落とし穴
5 学習内容を導き出す 創出する
6 学習内容と学習指導要領の指導事項との整合性
7 学習活動を決める(1)(学習内容「響きのある声で2部合唱をする」 を充足させるために)
8 学習活動を決める(2)(学習内容「記号の意味を生かした表現との 違いを理解する」 を充足させるために)
9 学習活動を決める(3)(学習内容「記号が歌詞に込められた情景や心情を強調して表すためのものであることに気づき、それらを歌唱で表現するための工夫の仕方を考える」を充足させるために)
10 学習活動を決める(4)(学習内容「歌詞に込められた情景や心情を表現するために必要な表現方法を考え、それを表現することができる技能を身につける」を充足するために)
11 学習活動は必然性に裏付けられるもの
12 学習活動は「なぜ?」 「どうして?」 によって引き出されるもの
13 評価についての考えを定める
14 音楽科ならではの評価における留意点
15 学習指導案に記す場合
Ⅴ 音楽科は学校教育に欠かせない教科
1 見えやすい学力にとどまっていてはいけない
2 音楽科における見えやすい学力
3 見えやすい学力 鑑賞指導では
4 見えやすい学力 技能面
5 見えづらい学力を見過ごすことはできない
6 音楽科の授業において注意を要する現在の学校の取り組み
7 見えづらい学力 「感受」 だけでは学力の確認はできない
8 見えづらい学力 でもそれは確かに学力であり、それが音楽学力として重要
9 鑑賞の学習の最終局面での〈 キャッチコピーの生成〉(提案です)
10 中学卒業後の人生の質に関わる音楽科の学び
11 豊かな情操を培う
Ⅵ 教師として生きること
1 学級担任として 生徒との関わり
2 学級担任として 保護者との関わり
3 進路指導
4 特別活動
5 総合的な学習の時間
6 特別の教科である道徳
7 校務分掌
8 給食
9 清掃
10 音楽室の管理 鍵 備品 消耗品 環境
11 部活動
まとめにかえて
小学校第一学年 頭声的発声への移行の流れ
音楽科指導案 鑑賞事例
あとがきにかえて
学校の授業に、どうして音楽があるのか
Ⅰ 学校卒業後の長い人生を生き抜く「心」に関わる音楽科
1 音楽を好きにさせるためだけに音楽の授業があるわけではない
2 数学と漢字
3 音楽を趣味としているからこその難しさ
4 学習としての音楽だという理解の必要
5「 何かを学ぶために歌う」「 この曲を聴いて何かを学ぶ」 とは
6 評価観点の変更を経て
7 評価観点が変わった今だからこそ 先人の警告
8 音や音楽からの実感による経験の大切さ
9音楽科における「 豊かな情操を培う」 について
10「 豊かな情操」 の実現のために確かめておきましょう
Ⅱ 学習としての音楽とするために
1 大切な学習内容
2 想定 「授業づくりに取り組む 教育実習生と指導教官との対話」
3 学習内容と学習活動
4「 この授業の学習内容は何か?」 に対する 答えとしての、その数・内容・ストーリー
5 学習内容・学習活動・学力→評価の相互の整合性
Ⅲ 学習内容の創出と教材研究
1 学習内容がなくとも授業が行えてしまう音楽科
2 教材研究に際して やはり学習内容は不可欠
3 教材研究に際して 〈共通事項〉 への着目の利点
4 教材研究に際して 学習内容は音や音楽そのものから決めていくもの
5 教材研究に際して 最初から教材はない
6 教材研究 特に日本伝統音楽には注意が必要
7 教材研究 その過程をまとめてみると
Ⅳ 指導の構成の方法『夏の思い出』を例に
1「 楽しい」「 皆でひとつのものを創り上げて感動した」だけでは済まされない音楽科教育
2 学習内容の創出は、 その音楽をより魅力的にするには? がスタート
3 学習内容のない授業は授業とは呼べない
4「 『 夏の思い出』 なら知っている」 が落とし穴
5 学習内容を導き出す 創出する
6 学習内容と学習指導要領の指導事項との整合性
7 学習活動を決める(1)(学習内容「響きのある声で2部合唱をする」 を充足させるために)
8 学習活動を決める(2)(学習内容「記号の意味を生かした表現との 違いを理解する」 を充足させるために)
9 学習活動を決める(3)(学習内容「記号が歌詞に込められた情景や心情を強調して表すためのものであることに気づき、それらを歌唱で表現するための工夫の仕方を考える」を充足させるために)
10 学習活動を決める(4)(学習内容「歌詞に込められた情景や心情を表現するために必要な表現方法を考え、それを表現することができる技能を身につける」を充足するために)
11 学習活動は必然性に裏付けられるもの
12 学習活動は「なぜ?」 「どうして?」 によって引き出されるもの
13 評価についての考えを定める
14 音楽科ならではの評価における留意点
15 学習指導案に記す場合
Ⅴ 音楽科は学校教育に欠かせない教科
1 見えやすい学力にとどまっていてはいけない
2 音楽科における見えやすい学力
3 見えやすい学力 鑑賞指導では
4 見えやすい学力 技能面
5 見えづらい学力を見過ごすことはできない
6 音楽科の授業において注意を要する現在の学校の取り組み
7 見えづらい学力 「感受」 だけでは学力の確認はできない
8 見えづらい学力 でもそれは確かに学力であり、それが音楽学力として重要
9 鑑賞の学習の最終局面での〈 キャッチコピーの生成〉(提案です)
10 中学卒業後の人生の質に関わる音楽科の学び
11 豊かな情操を培う
Ⅵ 教師として生きること
1 学級担任として 生徒との関わり
2 学級担任として 保護者との関わり
3 進路指導
4 特別活動
5 総合的な学習の時間
6 特別の教科である道徳
7 校務分掌
8 給食
9 清掃
10 音楽室の管理 鍵 備品 消耗品 環境
11 部活動
まとめにかえて
小学校第一学年 頭声的発声への移行の流れ
音楽科指導案 鑑賞事例
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