〈現実〉論序説

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〈現実〉論序説
  • 発売日:2024/12/10
  • 出版社:水声社
  • ISBN:9784801008366

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〈現実〉論序説

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商品説明
イメージとフィクションは〈現実〉を変容させ、〈真実〉を再創造する
人文学のラディカルな再編のさなか、イメージと言語、身体と表象の関係を再定義する、16名の倦むことなき横断的思考。人文知の地勢図を描きなおし、来たるべき〈現実〉論への途を示す前人未到の試み。
目次
序(塚本昌則)

第Ⅰ部 フィクション編
 フィクションの知,文学の知(久保昭博)

1 文学にとって〈現実〉とは何か?
 非人称的な特異性のために――ブランショの「文学とは何か」(郷原佳以)
 調査の文学と集合住宅という装置――現代文学の結節点をめぐって(塩塚秀一郎)
 証人の証人たち――「聞き書き」の詩性について(谷口亜沙子)
 可塑的現実――ヴァレリーの『詩学講義』をめぐって(塚本昌則)

2 人文科学――〈現実〉への問い
 アンブロシオの死――人類学における「文学的なもの」をめぐって(箭内匡)
 制度の裂目に立ち上がる言葉――メルロ゠ポンティの文学論から(廣瀬浩司)
 精神分析における「現実」――フロイト、ウィニコット、ラカン(立木康介)
 一人称の政治――ルソー『人間不平等起源論』と『社会契約論』の一断面(王寺賢太)
 経験としてのフィクション――ジャン゠マリー・シェフェールのフィクション論と美学(久保昭博)

第Ⅱ部 イメージ編
 イメージ表現と現実(中田健太郎)

3 イメージと〈現実〉の交差
 隠れる手,浮遊する手,現れる手(伊藤亜紗)
 擬態する身体の解剖学――アンドレ・マッソン『私の宇宙のアナトミー』における起源との戯れ(松井裕美)
 ミツバチの社会からミツバチとの社会へ――社会イメージの思想史(橋本一径)
 引用とイメージと彷徨と――『アンナ』,ボシュエ,ゲンズブール(森元庸介)

4 マンガにとって〈現実〉とは何か?
 キャラクターが私を見つめる――マンガにとって〈現実〉とは何か(鈴木雅雄)
 マンガは暴力をシリアスに描けるか――マンガにおけるメタ視点をめぐる試論(森田直子)
 マンガにおける文学、あるいはマンガとしての文学――どんどん行ってしまうものをめぐって(中田健太郎)

 跋――真実を「物語る」ことについて(鈴木雅雄)
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