異邦人のフランス語圏文学
  • 発売日:2025/06/20
  • 出版社:水声社
  • ISBN:9784801008786

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異邦人のフランス語圏文学

異邦人のフランス語圏文学

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    商品説明
    文学という潜勢力
    ロートレアモンから出発して、マルティニック、ハイチ、ケベックの文学へと多様に展開された、知の越境者の旅路。歴史の他性に開かれた文学的思考から、われわれは何を受けとるべきか。ネーションへの同化でもなければ、グローバル化の伸展でもない、時空の異なる作品に張り巡らされた世界の複数性を読解する。
    目次
    はじめに 中村隆之

    序 異邦人の声に耳を傾ける――立花英裕とその継承者たちにとっての文学 谷昌親

    第Ⅰ部 ロートレアモン、クレオール、そして「世界‐文学」|立花英裕の仕事
    パリの異邦人
     ロートレアモンはクレオール作家か
     「大型種の年老いた蜘蛛」と現代的語り――『マルドロールの歌』のポストコロニアル的読解の試み
     『マルドロールの歌』、ぶれた時針
     「狂騒の時代」のパリとネグリチュード
     言語のせめぎあう空間、パリ――祖国を離れた作家達、ビアンシォッティ、クンデラ、コルタサル

    マルティニックとクレオール
     クレオールの旅
     エドゥアール・グリッサンにおける不透明性の概念
     クレオールとネーション――エドゥアール・グリッサンの視点
     小説『レザルド川』のガランとは誰か?――エドゥアール・グリッサンに見るカリブ社会とポストコロニアル
     世界文学としてのエメ・セゼールを読む
     エメ・セゼールあるいは群島的抵抗

    ハイチ、ケベックと「世界‐文学」の可能性
     ハイチ現代文学の歴史的背景ダニー・ラフェリエールと世界文学
     ガストン・ミロンとローランティド

    第Ⅱ部 複数の世界文学に向けて
     日本におけるフランス語圏アフリカ系文学出版・研究史事始め 中村隆之
     継承できないものを継承する――「フランス語圏文学の遺産と未来」をめぐって 福島亮
     二つの越境――ロートレアモンとラフェリエール 西川葉澄
     奴隷制とショアーの呼応――シモーヌ&アンドレ・シュヴァルツ゠バルトのカリブ海連作に見るケアの思想 大辻都
     デウェ・ゴロデーとニューカレドニアの文学 星埜守之
     世界文学のなかのフランス語圏文学――文学賞と市場を手がかりに 澤田直
     世界文学からフランコフォニー文学へ――概念と言語にまつわる系譜について 廣田郷士

    あとがき 谷昌親・中村隆之
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