東京~北海道を結んだ優等列車の全記録

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幕末から明治中期までは東京~北海道間の人の移動手段は船が中心でした。その後、明治24年の青森までの鉄道開通と連絡船の就航により徐々に鉄道+青函連絡船が主役となり、昭和48年には折からの北海道旅行ブームの影響もあり、青函連絡船の年間利用客は500万人近くに達しました。その後は空路に大型機(ジャンボジェット機)が投入されたことや国鉄運賃の相次ぐ大幅値上げによって東京~北海道の人の流れは空路が圧倒的なシェアを持ち続けることになります。本書は明治~令和の約150年に及ぶ東京~北海道の鉄道の歴史をダイナミックに紹介するものです。鉄道ファンのみならず、東北と北海道の歴史に関心を持つ方々にもお薦めの一冊です。
目次
1章 幕末から明治中期までは船が北海道への主役
船が主役だった鉄道開通以前の北海道への交通
日本郵船による国内定期航路の開設
函館-青森間航路の開設
日本鉄道が青森へ開通
炭鉱鉄道から始まった北海道の鉄道
室蘭への鉄道開通
函館-小樽間鉄道の開通
青森-室蘭間航路での東京-北海道間連絡時刻
1898(明治31)年の神戸-横浜-函館-小樽間航路

2章 鉄道と連絡船が東京-北海道連絡の中心に
鉄道連絡船となった青函航路
1912(明治45)年の東京-北海道間連絡時刻
樺太への連絡列車の登場
青函連絡船に貨客船登場、稚内への急行は室蘭本線経由
戦前の黄金時代、上野-札幌間24時間台
北海道内急行列車は3往復となり網走、稚内、根室へ

3章 戦時中、終戦直後の苦難の時代から復活へ
戦時下の東京-北海道連絡列車
戦争末期、敗戦直後の苦難
1947年1月4日、列車大削減時代の到来
上野-青森間直通列車はわずか1往復に
急行復活と洞爺丸型連絡船の就航
戦後初の全面的ダイヤ改正
戦前のダイヤに戻った1950(昭和25)年10月改正
15号台風による洞爺丸の遭難

4章 特急はつかり、おおぞらの登場と連絡船近代化
室蘭本線・千歳線経由列車の登場
客車特急「はつかり」の登場
ディーゼル特急「はつかり」「おおぞら」で上野-札幌19時間55分
青函連絡船の近代化、津軽丸型連絡船の就航
上野-青森間に客車寝台特急が登場
東北本線全線電化、「はつかり」電車化
青函連絡船の最盛期
特急増発と仙台-札幌間「日着」の実現
在来線での東京(上野)-北海道間連絡ダイヤの最盛期

5章 東京-北海道間は飛行機中心に
国鉄運賃・料金大幅値上げと飛行機への大幅転移
北海道内は札幌中心の列車体系に
183系気動車の登場と石勝線開通
東北新幹線開業と上野-札幌間「日着」
国鉄最後のダイヤ改正
青函連絡船最後の日々

6章 青函トンネル開通そして北海道新幹線開通
津軽海峡線開通と「北斗星」登場
客車急行「はまなす」客車快速「海峡」の登場
「はくつる」客車化、スーパー北斗の登場
東北新幹線八戸延長、「スーパー白鳥」「白鳥」登場
北斗星1往復化と東北新幹線新青森延長
「北斗星」廃止、北海道新幹線新青森-新函館北斗間開業

(コラム)終戦直後、豪華客船氷川丸が東京-北海道航路に就航
(コラム)青函連絡船での寝台列車航送
(コラム)1966年夏、東北本線浅虫付近の土砂崩壊による不通
(コラム)自然災害による函館本線「山線」への迂回運転 
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