本書はGHQ占領期に没収・焚書処分された柴田賢一著「白人の南洋侵略史」(昭和15年刊)を、
現代の読者へ向け再構築するものである。
大航海時代、〝発見された側にとって、それは侵略の始まりだった。
略奪と虐殺と支配の500年
こんなにヤバい国々
これが教科書でも常識だった「大航海時代」の裏の顔だ!
ポルトガル:香辛料を独占するため街を焼く “ヤバい強奪者”
スペイン:改宗か、服従か、死か “ヤバい征服者”
オランダ:奴隷労働と虐殺で富を築く “ヤバい人身売買”
イギリス:阿片を売り、拒めば戦争だ “ヤバいカルテル”
フランス:文明化の文化破壊と搾取 “ヤバい偽善者”
アメリカ:最後に現れた白狼が乗っ取る “ヤバい二枚舌”
権利が先で事実が後の植民地理論
発見して旗を立てたから主権・所有権を主張できる。未開の原住民は動物のごとき存在で人間ではない。
だから征服してもよいという驚くべく思考回路—。
虐殺や収奪のほかに、白人が繰り返し用いた侵略の手段には、同族を戦わせて弱体化させ、その上で仲裁者として君臨する「分断統治」(divide and rule)があった。
読者は本書全体を通じて、覇権がポルトガルからスペインへ、スペインからオランダへ、オランダからイギリスへ、そしてイ
ギリスからアメリカへと移動していく過程を目撃してきた。
第二次世界大戦後でもアメリカの覇権は変わらず、白人による侵略は今も続いている。
神はどこにいるのか—。