ゲームは拡張し続けている。
世界を体験するだけでなく、世界のあり方を問い直す表現として。創造の場として。ときには現実世界に働きかける手段として。
ゲームとは何か。どこまでがゲームなのか。
ゲームが参加する遊びから、世界を再構築する遊びとなったとき、
ゲームは芸術のあり方をどのように拡張していくのか。
ゲームエンジンやデジタルプラットフォームの普及によって、個人や小さなチームでも独自のゲームを制作・発表しやすくなり、現代美術家もゲームを素材やメディウムとして作品を生み出すようになりました。いま、ゲームとアートの境界から、これまでになかった表現が次々と生まれています。
本書では、ゲーム作りの現場から生まれた実験的な「アートハウスゲーム」と、美術作品として展開される「ゲームアート」を中心に、国内外の多彩な作品を紹介。感覚、物語、ルール、身体、VR、インゲーム・フォトグラフィ、AI、社会への介入など、さまざまな切り口から現代のゲーム表現を見渡します。
さらに、ゲーム研究者やアーティスト、ゲームデザイナーら、ゲーム表現の最前線に立つ専門家による論考も収録。
国内外の先鋭的な作品と論考を読み解きながら、
ゲーム表現の最前線と、遊びを通して世界を作り変える可能性を探る事例・批評集。