死ぬために生まれた娘は
神に選ばれ愛される――
神降ろしの一族である花宮家の娘・芽衣。生まれる前から、生贄として命を捧げることが定められていた芽衣は、次期当主である姉によって座敷牢に閉じ込められていた。いよいよ儀式の当日、死を目前にしたその時、銀の目を持つ神・流星が芽衣を救う。
「約束どおり、婿に来たぞ」
芽衣だけが特別だと告げる流星は、本来選ばれるはずだった姉ではなく芽衣を神の花嫁とし、新たな当主に据えると宣言するが――。
押しかけ花婿となった狐神と、元生贄の花嫁が織りなす、和風溺愛ファンタジー!