「旅」において「食」は重要な観光資源である。また、地域に根ざした食材の利用や、地元産業や生産者との連携、日本の伝統的な食文化を次世代に継承することにより、地域の食材や食文化の振興が期待でき、食材の生産現場を支援する活動や、食育、地域との連携プロジェクトなどもそこから生まれてくる。また、これらの活動を支援するものとしてICTは不可欠である。本書は、中央大学経済研究所の研究員が2022〜2024年度に実施した、「旅と食とICT」に関する研究成果の一部を集めたものであり、(1)インバウンドの旅行者への情報提供、(2)日本の地方における食の現状と課題、(3)ICTを使った情報提供について考察している。