誰にでも訪れる命の終わり。
看取りは、最期の一瞬だけではなく、一定期間のプロセスだ。
看取る側、看取られる側、それぞれの視点から、在宅で迎える最期について考える1冊。
「看取り」とは、単に死の瞬間を見守ることではありません。
病や老いによって人生の終わりが近づいた人が、
住み慣れた場所で最期を迎えられるよう支える「生への支援」です。
本書では、多くの最期に向き合ってきた在宅医師、
自身のがんを通して死を見つめるスピリチュアルケアの専門家、在宅看護師たちが、
看取りの現場からその真実を伝えます。
さらに、自宅で亡くなった際の警察への連絡や、医師がすぐに来られない場合など、
法律や手続きについても専門家が解説します。
治す医療の先にある、人間としての尊厳を守るためのケアとは何か。
死を恐れるためではなく、限られた生をより深く見つめ、
大切な人と語り合うきっかけとなる、すべての人に読んでほしい1冊です。