なぜ、その楽器には「その木」が選ばれてきたのか――。
楽器に使われる木をたどれば、音楽文化と、森と人の物語が見えてくる。
バイオリン、ギター、ピアノ、クラリネット……
なぜ楽器には木が使われ、なぜ「その木」が選ばれてきたのでしょうか。
本書は、木の組織や性質が生み出す音の違いから、
楽器材として珍重されるローズウッドやエボニー、スプルースなどの個性、
森から木材を経て楽器になるまでの道のりをたどります。
さらに、木と人の長い歴史、森林資源をめぐる課題、100年先の木材を育てる人々の姿まで。
楽器を知れば、音楽が、木が、そして森が、これまでとは違って見えてきます。