【基礎編】
はじめに~学習の姿勢
1環境経済学とは何か
2 外部効果を内部化する方法~ピグー税
3内部化による生産量への影響と汚染防止効果
4 内部化と市場メカニズムとの関係
5余剰分析の基礎
6 外部効果を考慮した余剰分析
7 コモンズの悲劇
8 コモンズを守れるのは誰か
9 規制緩和とコモンズの悲劇~改定漁業法の事例
10 コースの定理
11 排出量取引
12 ボーモル=オーツ税
13自由貿易と環境問題
14 貿易がもたらす環境負荷の試算例
15 外部不経済を考慮した貿易自由化の余剰分析
【応用編】
16 外部不経済と競争政策の逆説的関係
17 ISDS条項の異常性
18 なぜ農業に汚染者負担原則が適用されないのか
19 ニューヨーク市の水源地畜産助成策にみる環境政策の考え方
20 外部経済と外部不経済の境界線~クロス・コンプライアンスの適用例
21 排出削減取引と補助金を組み合わせた環境保全型農業の推進
22 環境政策における妥当な補助金額の算定~日本の畜産補助事業の事例
23 バイオ燃料推進の環境経済的評価
24 環境問題を考慮した自由貿易協定の影響評価
25 消費者の不安をともなう新技術導入の影響評価
おわりに
〈参考文献〉