目に映る魔法をすべて打ち消す『魔眼』のせいで、家族から虐げられてきたスカーレット。ある日、将来自分が稀代の魔女として討たれる運命を知ってしまう。
「我慢しても殺されるなら、好きに生きてとことん嫌われて差し上げましょうとも!」
開き直ったスカーレットは、自分の欲望を満たすことを決意! 獣人奴隷を誘拐してメイドにしたり、街の工房を私物化して魔導具を作らせたり、魔眼を使って秘匿された魔導書を読んだり…と思うまま傍若無人に振る舞う。しかし――
「あなたこそ私が仕えるべき主人です、スカーレット様」
「干されている我々に仕事をくださるんですか!?」
「この魔導書の解析は我々の悲願なんです…!」
と勘違いにより周囲の好感度は爆上がり!? さらに、スカーレットの作った魔導具は世界を変える世紀の発明だと称えられ…。悪徳を尽くす令嬢の、無自覚痛快ファンタジー!