追放について

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ローマ帝政期の後1世紀末から2世紀初頭に掛けて活動したギリシア人弁論家、「黄金の口を持つ(クリュソストモス)」ディオンによる作品集の第4弾。時の皇帝ドミティアヌスによって追放に処せられ、各地を放浪した著者が、その過程でソクラテスを模倣することにより「哲学者」と呼ばれるにいたった経緯を語る自伝的な巻頭篇をはじめ、その多くが同時期の成立と見なされ、隷属と自由、苦痛、貪欲、引退、美、平和と戦争、幸福、守護神、審議、饗宴というきわめて多岐にわたる題材を、主にストア派の立場から論じた諸篇。弁論の訓練のための読書案内のほか、いわゆる「慰めの文学」の要素も含む追悼演説3篇など、全18篇を収録する。(全6冊)
目次
アテナイにて、追放について(第13篇)
隷属と自由について──その一(第14篇)
隷属と自由について──その二(第15篇)
苦痛について(第16篇)
貪欲について(第17篇)
弁論の訓練について(第18篇)
私は音楽を聴くことが好きだということについて(第19篇)
引退について(第20篇)
美について(第21篇)
平和と戦争について(第22篇)
賢者は幸せであるということ(第23篇)
幸福について(第24篇)
守護神について(第25篇)
審議について(第26篇)
饗宴について(第27篇)
メランコマス──その2(第28篇)
メランコマス──その1(第29篇)
カリデモス(第30篇)
解説
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