“本当に良い”UIデザインを実現するために
UIデザインの現場では、「良いUI」の判断は個人の感覚や経験に頼りがちです。しかし、そこには意見の対立や、「本当にユーザーのためになっているのか」といった不安が残りがちです。本書は、そうした"なんとなく"のデザインから脱却し、UIを「科学的に検証する」ための考え方と手法を紹介する一冊です。
具体的には、
①UIの課題を定める
②UIデザインの目的を定義する
③UIをデザインする
④UIの効果を測定する
⑤計測結果を分析する
というステップをとります。
感覚的には当たり前の工程のように思えますが、これらのステップを丁寧に行うことで、確実にあなたのUIデザインは「良い」ものになるでしょう。
後半では実際に、AI入力支援機能を搭載した架空のメモアプリを題材にして、アンケートによる印象比較、行動データによる比較、両者を組み合わせた比較を行います。3つのケーススタディを通じて、理論を実践に落とし込む具体的な手順を確認することで、着実に科学的な検証アプローチが身に付きます。
UIデザインの検証は一度で正解を出すものではなく、仮説と事実を繰り返し往復するプロセスです。まずは、その第一歩を踏み出しましょう。