習慣化は、「がんばらない」ほうがうまくいく。
早起き、ダイエット、筋トレ、読書、英語、貯金、禁煙。
「今度こそ続けよう」と決めたのに、また三日坊主で終わってしまう。
そんな経験をするたびに、多くの人はこう考えます。
「考えているから続かないんだ」
「やる気を待っていてはダメだ」
「とにかく体を動かせばいい」
だから世の中には、行動を起こすための習慣化メソッドがあふれています。
5分だけやる。机の上に本を置く。朝起きたらすぐ着替える。スマホを遠ざける。
どれも役に立つ方法です。
けれど、それでも続かない人がいます。
なぜなら、続けられない本当の原因は、心の奥にある“続けることは辛く苦しいもの”という思い込み――マインド・ブロックにあるからです。
本書は、習慣化のテクニックを並べた本ではありません。
「続けること」の前提にある既存の習慣化の発想を、少しだけずらします。
「こうじゃなくって、こうやって」。
「やらなきゃ」じゃなくって、「やってみようかな」。
「スタートダッシュで一気に結果を出す」じゃなくって、
「ゆるく早歩き」で進める。
「完璧にできなければ意味がない」じゃなくって、
「20点でも、やった価値のほうが大きい」と考える。
ほんの少し見方をずらすだけで、習慣化の敷居はぐっと下がります。
「がんばって続ける」から、「楽しいから続いてしまう」へ。
この本は、習慣化に何度も挫折してきた人が、無理なく、自然と「続けられる人」になるための一冊です。