医療者が携わる医療・研究・教育の分野では機微性の高い情報や未公開の研究データを扱うこともあり,インターネットを通じて使う,通常の(クラウド型の)生成AIサービスには情報を入力できないことも多い。もしも,インターネットにつながずに,手元のパソコンだけで生成AIを使うことができれば,この制約を大きく減らすことができる。そうした背景を踏まえローカル環境(クローズド環境)を構築し,大規模言語モデル(large language model:LLM)の生成AI(ローカル生成AI)を実際に動かした著者がその体験をもとに日々の診療・研究・教育でどのような活用が可能なのかを解説する。