ろう者と国家、教育の交差

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商品説明
世界の約7割は開発途上国である。どの国にもろう者がおり、そこには音声言語とは異なる手話がある。しかし途上国の手話についての研究は驚くほど少なく、その実態も分かっていない。本書は、途上国各国の手話の歴史と現状、言語政策との関わりを論じ、ろう者の社会や手話がマジョリティの社会や国家と教育を通じてどういった関係にあるのかを問う。
執筆者:森壮也、小林昌之、古田弘子、Neha Kulshreshtha、宮本律子、亀井伸孝、Marianne Rossi Stumpf、Ronice Müller de Quadros、近田亮平
目次
まえがき

総論 開発途上国における社会発展と手話の関係をめぐる課題
教育と国家の言語政策
森壮也

第Ⅰ部 学校と手話

第1章 中国における国家とろう社会における手話の位置づけ
小林昌之

第2章 インドにおける社会資本的資源としての手話
古田弘子・Neha Kulshreshtha

第3章 タンザニアにおけるろう教育と手話の現状
宮本律子

第4章 西・中部アフリカにおけるろう者コミュニティのエンパワメント
カメルーン共和国の事例を中心に
亀井伸孝

第5章 フィリピン手話(FSL)の歴史とフィリピンのろう教育
森壮也

第6章 ブラジル手話
ブラジルの国手話(附録)
Marianne Rossi Stumpf Ronice Müller de Quadros
森壮也:訳


第Ⅱ部 国家と手話

第7章 中国における国家と手話の関係
国家共通言語と国家共通手語
小林昌之

第8章 インドにおける国家と手話の関係
「インド手話」の公用語化をめぐって
古田弘子

第9章 東アフリカの国家と手話の関係
ケニアとタンザニアの言語政策と言語使用の実態を比較して
宮本律子

第10章 コートジボワールにおける手話言語の状況と政策
政府とNGOの協働の現在
亀井伸孝

第11章 フィリピンにおける国家と手話
フィリピン手話法とその実施の壁
森壮也

第12章 ブラジルにおける社会発展と国家と手話
法制度と行為者からみた課題
近田亮平


あとがき

索引
執筆者紹介
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