- 発売日:2026/09/04
- 出版社:ひつじ書房
- ISBN:9784823413520
1 / 1
遊廓を生きる/遊廓を記憶する
()
通常価格
3,080 円(税込)
通常価格
セール価格
3,080 円(税込)
単価
あたり
- 発売日:2026/09/04
- 出版社:ひつじ書房
- ISBN:9784823413520
読み込み中...
My店舗在庫
My店舗登録で店頭在庫と店舗お受け取り可否が確認できます。(要ログイン)
店舗在庫
商品説明
売春防止法施行から70年近くが経過し、遊廓に関連する遺構や史資料は消滅の危機に瀕している。性売買の場であった遊廓の「記憶」と「記録」を次世代に継承するためには今、何が必要だろうか。本書では、近年急速に発展する遊廓研究の論点を整理し、遊廓の成立と変容、遊女たちの暮らしを通史的に提示するとともに、遊廓調査の手順を示す。遊廓や遊女たちの歴史や実像に関心をもつ方々が、遊廓を「知る」ためのガイドブックである。
目次
はじめに
遊廓の「記憶」をめぐって
「記憶の場所」とヘリテージ化
遊廓に投影されるロマン、揺らぐ遊廓の「語り」
遊廓の「歴史を知る」ということに向かって
第1部 遊廓研究をはじめるまえに
序章 大衆買春社会と「買春ツアー」から
第1章 遊廓・遊女をみる視角―「売春社会」論と「遊廓社会」論、そしてこれから―
1 「売春社会」論とはなにか
2 「遊廓社会」論とはなにか
3 あらたな研究の潮流
①一次史料を用いた研究の進展
②遊廓で「生きること」を考える
第2章 近世における遊廓・遊所―非日常の世界―
1 性売買の閉ざされた空間/閉ざされない空間
2 遊所番付からみる遊廓・遊所
3 三都の遊廓―閉ざされた空間―
4 宿場町・湊町・門前町―閉ざされない空間―
①宿場町
②湊町
③門前町と湯治場
第3章 遊廓を支えるもの―資金と身売りのネットワーク―
1 遊廓を支える金融ネットワーク
2 遊女の移動ネットワークと斡旋システム
3 飯盛女と越後
第4章 近代移行期における遊廓の創出―「普及」する遊廓―
1 遊廓の再編と地域―居留地と開拓地―
①居留地付き遊廓
②開拓地遊廓
2 地域の「再興」と遊廓―城下町と宿場町―
3 「芸娼妓解放令」をめぐって
第5章 近代遊廓の誕生―性の管理・統制と空間―
1 遊廓分布の変化―非日常から日常へ―
2 遊廓はどこにあるのか
3 都市から排除される遊廓
4 近代遊廓と新吉原モデル
第6章 「大衆買春社会」の到来と遊廓―買春する男性たちと娼妓の労働―
1 大衆買春社会の到来
2 客の増加と娼妓の労働負担
3 安く、簡易な「遊興」を志向する人びと
第7章 拡大する私娼街と遊廓―新しい遊興とゆらぐ遊廓―
1 私娼街の発達―「十二階下」から玉ノ井・亀戸へ―
2 台の物と「わずらわしい」遊廓
3 「モダン化」する遊廓
[コラム1]畠野佳司 飛田遊廓「嘆きの壁」の言説
第8章 娼妓の日常生活世界―遊廓で「暮らす」こと、「生きる」こと―
1 遊廓で「食べる」ということ
①明治の吉原から
②新宿遊廓、和田芳子の日記から
2 烏山旭遊廓、チヱの「精算帳」
3 金光教と娼妓の祈願
①娼妓が病気をおそれるということ
②大阪飛田に残された「性病検査場」から
第9章 娼妓たちの闘い―より良い生存と生活を目指して―
1 遊廓の「ストライキ節」
2 共同炊事による「待遇改善」
3 遊廓で「生きる」
第2部 吉原遊廓とは何か
序章 ロマンの場所としての吉原
第1章 新吉原遊廓の形成―自然地理学・考古学からみる吉原とその「伝承」―
1 遊廓区域の建設
①新吉原への移転
②新吉原の地形
2 おはぐろどぶの形成とその意味
[コラム2]太田茜 『小悪魔ageha』にみる和装のバリエーションと夜の街における「花魁風着付け」
第2章 新吉原の基礎知識
1 江戸の周縁としての新吉原
2 新吉原の遊女と客―基本的な遊興システム―
3 「吉原細見」とは何か
4 デジタルアーカイブでみる「細見図」
第3章 「芳原細見図」からみた17世紀後半の新吉原
1 新吉原のプロトタイプ
2 遊女屋の分布
3 「高級な遊興」の景観
第4章 「吉原弘化四年図」からみた19世紀の吉原
1 新吉原の変化
2 遊女屋の分布
①揚屋町の変化
②長屋
[コラム3]加藤晴美 「花魁道中」という幻想
第3部 遊廓研究ことはじめ
序章 遊廓は「ディープ」なのか
第1章 アウトラインを描く
1 基礎文献を集める
2 基本データと統計データを集める
第2章 景観復原とさまざまな資料
1 地図を集める
2 さまざまな資料
第3章 現地調査の手順
1 景観を観察してみよう
2 銚子松岸遊廓のフィールドノートから
おわりに
遊廓の「記憶」を紡ぐ島から
「ここは遊廓ではない」と語ること
郷土史が描く遊廓の「記憶」とヘリテージ化
あとがき
参考文献
索引
遊廓の「記憶」をめぐって
「記憶の場所」とヘリテージ化
遊廓に投影されるロマン、揺らぐ遊廓の「語り」
遊廓の「歴史を知る」ということに向かって
第1部 遊廓研究をはじめるまえに
序章 大衆買春社会と「買春ツアー」から
第1章 遊廓・遊女をみる視角―「売春社会」論と「遊廓社会」論、そしてこれから―
1 「売春社会」論とはなにか
2 「遊廓社会」論とはなにか
3 あらたな研究の潮流
①一次史料を用いた研究の進展
②遊廓で「生きること」を考える
第2章 近世における遊廓・遊所―非日常の世界―
1 性売買の閉ざされた空間/閉ざされない空間
2 遊所番付からみる遊廓・遊所
3 三都の遊廓―閉ざされた空間―
4 宿場町・湊町・門前町―閉ざされない空間―
①宿場町
②湊町
③門前町と湯治場
第3章 遊廓を支えるもの―資金と身売りのネットワーク―
1 遊廓を支える金融ネットワーク
2 遊女の移動ネットワークと斡旋システム
3 飯盛女と越後
第4章 近代移行期における遊廓の創出―「普及」する遊廓―
1 遊廓の再編と地域―居留地と開拓地―
①居留地付き遊廓
②開拓地遊廓
2 地域の「再興」と遊廓―城下町と宿場町―
3 「芸娼妓解放令」をめぐって
第5章 近代遊廓の誕生―性の管理・統制と空間―
1 遊廓分布の変化―非日常から日常へ―
2 遊廓はどこにあるのか
3 都市から排除される遊廓
4 近代遊廓と新吉原モデル
第6章 「大衆買春社会」の到来と遊廓―買春する男性たちと娼妓の労働―
1 大衆買春社会の到来
2 客の増加と娼妓の労働負担
3 安く、簡易な「遊興」を志向する人びと
第7章 拡大する私娼街と遊廓―新しい遊興とゆらぐ遊廓―
1 私娼街の発達―「十二階下」から玉ノ井・亀戸へ―
2 台の物と「わずらわしい」遊廓
3 「モダン化」する遊廓
[コラム1]畠野佳司 飛田遊廓「嘆きの壁」の言説
第8章 娼妓の日常生活世界―遊廓で「暮らす」こと、「生きる」こと―
1 遊廓で「食べる」ということ
①明治の吉原から
②新宿遊廓、和田芳子の日記から
2 烏山旭遊廓、チヱの「精算帳」
3 金光教と娼妓の祈願
①娼妓が病気をおそれるということ
②大阪飛田に残された「性病検査場」から
第9章 娼妓たちの闘い―より良い生存と生活を目指して―
1 遊廓の「ストライキ節」
2 共同炊事による「待遇改善」
3 遊廓で「生きる」
第2部 吉原遊廓とは何か
序章 ロマンの場所としての吉原
第1章 新吉原遊廓の形成―自然地理学・考古学からみる吉原とその「伝承」―
1 遊廓区域の建設
①新吉原への移転
②新吉原の地形
2 おはぐろどぶの形成とその意味
[コラム2]太田茜 『小悪魔ageha』にみる和装のバリエーションと夜の街における「花魁風着付け」
第2章 新吉原の基礎知識
1 江戸の周縁としての新吉原
2 新吉原の遊女と客―基本的な遊興システム―
3 「吉原細見」とは何か
4 デジタルアーカイブでみる「細見図」
第3章 「芳原細見図」からみた17世紀後半の新吉原
1 新吉原のプロトタイプ
2 遊女屋の分布
3 「高級な遊興」の景観
第4章 「吉原弘化四年図」からみた19世紀の吉原
1 新吉原の変化
2 遊女屋の分布
①揚屋町の変化
②長屋
[コラム3]加藤晴美 「花魁道中」という幻想
第3部 遊廓研究ことはじめ
序章 遊廓は「ディープ」なのか
第1章 アウトラインを描く
1 基礎文献を集める
2 基本データと統計データを集める
第2章 景観復原とさまざまな資料
1 地図を集める
2 さまざまな資料
第3章 現地調査の手順
1 景観を観察してみよう
2 銚子松岸遊廓のフィールドノートから
おわりに
遊廓の「記憶」を紡ぐ島から
「ここは遊廓ではない」と語ること
郷土史が描く遊廓の「記憶」とヘリテージ化
あとがき
参考文献
索引
遊廓を生きる/遊廓を記憶する
カスタマーレビュー
honto本の通販ストアのレビュー(0件)
並び順:
1/1ページ