- 発売日:2026/08/17
- 出版社:ひつじ書房
- ISBN:9784823413636
1 / 1
事実と意見を区別する言語技術
()
通常価格
3,300 円(税込)
通常価格
セール価格
3,300 円(税込)
単価
あたり
- 発売日:2026/08/17
- 出版社:ひつじ書房
- ISBN:9784823413636
読み込み中...
My店舗在庫
My店舗登録で店頭在庫と店舗お受け取り可否が確認できます。(要ログイン)
店舗在庫
商品説明
全国学力テスト(国語)で「引き続き」の課題とされ、OECDのレポートでは今日のデジタル環境における読解の「最も差し迫った側面」とされた、「事実と意見の区別」。その言語技術的側面について理論的にまとめ、それが特に厳しく問われる各界のエキスパートたちとの対談と彼らの論考を収録。言葉を技術として教えることにこだわり、日本の言語教育に貢献する。
執筆者:渡辺哲司、島田康行、入部明子、細尾萌子、三森ゆりか、中山迅、羽田徳士、橋本雄、大西直樹、酒井邦嘉、徳野仁子
執筆者:渡辺哲司、島田康行、入部明子、細尾萌子、三森ゆりか、中山迅、羽田徳士、橋本雄、大西直樹、酒井邦嘉、徳野仁子
目次
まえがき
本書の成り立ち・構成とそのねらい
序章 〈事実と意見の区別〉の技術論
J.1 なぜ、いま〈事実と意見の区別〉なのか
渡辺哲司
ある記者会見の一幕から
日本では〈事実と意見の区別〉が根付かない?
国語教育界でも認識されてはいるが…
〈事実と意見の区別〉はなぜ重要か
J.2 〈事実と意見の区別〉とは
渡辺哲司
2つの前提
事実とは、意見とは
事実と意見はこう区別する
日本人が注意すべきこと
J.3 PISA2018公開問題〈ラパヌイ島〉問3を掘り下げる
渡辺哲司
教育関係者は〈ラパヌイ島〉に注目
「正答率44.5%」の解釈は難しい
より難しかったのは〈意見〉の判別か
〈事実と意見の区別〉に“お国柄”あり?
付録1 アングロ・サクソン諸国における〈事実と意見の区別〉:渡邉雅子『「論理的思考」の文化的基盤』を踏まえて
渡辺哲司
アングロ・サクソン諸国の人は〈事実と意見の区別〉が得意?
タイムリーな研究書
仮説:世界の教育原理は4つ
米国の思考表現スタイルと〈事実と意見の区別〉
米国流と経済の結びつき
米国流=アングロ・サクソン流?
第1章 〈国語〉の視点から
1.1 【鼎談】〈事実と意見の区別〉の教材論:小説はよい教材となりうるか
ゲスト:島田康行・入部明子
国語でこそしっかり教えてほしい
小説は教材となりがたいけれど…
事実か意見かは、小説を書く上でも考えどころ
漱石作品で〈事実と意見の区別〉を教える
鼎談を終えて
1.2 「国語」で学ぶ〈事実と意見の区別〉
島田康行
「国語」における〈事実と意見の区別〉の問題
学習指導要領と「国語」教科書における〈「事実」と「意見」〉
1.3 事実と意見の区別:「はて?」と問う
入部明子
「はて?」が日本を変える
米国の教育現場での「はて?」
日本の教育現場の「はて?」
「はて?」と問う力と「思考力・判断力・表現力」
意見から事実へのプロセス:パワー・ライティング
事実と意見を区別する表現要素
まとめ
第2章 〈国際〉的な視点から
2.1 【鼎談】西洋における〈事実と意見の区別〉の教え方のバリエーション
ゲスト:細尾萌子・三森ゆりか
社会的に恵まれない階層の生徒が多い学校のフランス語教師は…
困難を抱える生徒が多い学校の校長は…
社会的に中程度の階層の生徒が通う学校の教頭は…
ドイツの教科書に〈事実と意見の区別〉が見当たらないわけ
PISAの結果は“お国柄”を表しているか
違うのは、事実ではなく〈意見〉のほう
違いは教え方にあり
鼎談を終えて
2.2 フランス:PISA読解力調査で不振の理由
細尾萌子
はじめに
サイクル2(小1~小3)の「意見」
サイクル3(小4~中1)の「意見」
サイクル4(中2~中4)の「意見」
PISA問題でフランスが不振の理由
2.3 欧米型の「テクスト分析と解釈」に必要な事実の詳細な考察
三森ゆりか
はじめに
文学作品の解釈のための分析的手法
事実に基づくテクスト分析の実際
おわりに
第3章 〈理科〉の視点から
3.1 【対談】〈事実と意見の区別〉をめぐる理科と国語の問題
ゲスト:中山迅
結果と結論を区別できなかった日本の生徒
理科の教え方も日本風?
〈事実と意見の区別〉は英語圏の基礎・基本
国語教師は〈事実と意見の区別〉が苦手?
難しさの裏には心得違い?
対談を終えて
3.2 国際的な理科/科学教育の動向と〈事実と意見の区別〉
中山迅
それは理科だけの問題ではない
日本人に「理由」を述べる習慣があるのか
事実の提示が理由の代わりになるのか
PISA2025の評価枠組み案が示す方向性
3.3 【対談】英国の教室で考える〈事実と意見の区別〉
ゲスト:羽田徳士
英国の高等教育は〈事実と意見の区別〉を重視
〈事実と意見の区別〉を実演してみたら
難しさの原因は三層構造に
認知・知覚動詞の類が鍵
日本語での会議が長いのは…
対談を終えて
3.4 英国にて、書かせる理科の指導を通して、事実に基づいた意見の伝え方を教える
羽田徳士
理科における〈事実と意見の区別〉の指導
現地スタッフがどのように「事実と意見を区別」する能力を育てているか
理科の試験における出題のバリエーション
Gerard博士が日本語母語の生徒のScientific Writingについて感じること(日本語訳)
付録2 〈事実と意見の区別〉という知的営為の構造:三層から四層へ
ゲスト:酒井邦嘉
サイエンスにも、判断の難しいことがある
真の事実、偽の事実
三層構造では足りない
四層構造への修正
第4章 〈歴史〉の視点から
4.1 【対談】歴史学・歴史教育における事実とは
ゲスト:橋本雄
ポイントは、どのへんで手を打つか
教科書に推論は書けない
事実を1つに定めがたいこともある
歴史学と文学の境界線
歴史学(者)は科学(者)である
対談を終えて
4.2 歴史教育における〈事実〉と〈意見〉のあいだ
橋本雄
歴史上の〈事実〉は、実は〈意見〉である
〈意見〉(主観的事実)がいかに通説となるか
〈意見〉は教場で〈事実〉に変容する
史料批判の具体的な方法
探究活動に生かすアブダクション
第5章 〈法廷〉の視点から
5.1 【対談】裁判員裁判を支える一般市民の献身:たとえ言い方は拙くても
ゲスト:大西直樹
鍵は一般市民とのコミュニケーション
日本人のまじめさと“お上”への信頼
婉曲な“意見的”表現が多い
言い方を直さず、意図を汲む
なぜ実のある議論ができるのか
教育に期待すること
対談を終えて
5.2 裁判員裁判を支える両輪:一般市民の責任感と司法関係者の専門的知見・技術
大西直樹
施行から15年、裁判員制度の現在地
裁判員制度の概要、背景と目的
刑事裁判は変わりつつある
事前の意欲は低調でも、実際に参加すると…
役割を果たそうとする裁判員の責任感
重要さを増す司法関係者の言語技術
より良い裁判員裁判を実現するために
付録3 新聞は事実と意見をどのように区別し、伝えるか
ゲスト:徳野仁子
「と思います」はカットする
日本人を“論破”するには
「切り取り」はしない
「事実上」とは
補論 補足的・派生的な3つの議論
渡辺哲司
せめて言葉の上だけでも〈事実と意見の区別〉を
どこで誰が〈事実と意見の区別〉を教えるか
AIは〈事実と意見の区別〉にあまり役立たない
あとがきに代えて:連載を振り返っての対談
膨らんでいったプラン
落胆、のち回復
デジタル社会の必須アイテム
法灯を継ぐ
執筆者紹介
本書の成り立ち・構成とそのねらい
序章 〈事実と意見の区別〉の技術論
J.1 なぜ、いま〈事実と意見の区別〉なのか
渡辺哲司
ある記者会見の一幕から
日本では〈事実と意見の区別〉が根付かない?
国語教育界でも認識されてはいるが…
〈事実と意見の区別〉はなぜ重要か
J.2 〈事実と意見の区別〉とは
渡辺哲司
2つの前提
事実とは、意見とは
事実と意見はこう区別する
日本人が注意すべきこと
J.3 PISA2018公開問題〈ラパヌイ島〉問3を掘り下げる
渡辺哲司
教育関係者は〈ラパヌイ島〉に注目
「正答率44.5%」の解釈は難しい
より難しかったのは〈意見〉の判別か
〈事実と意見の区別〉に“お国柄”あり?
付録1 アングロ・サクソン諸国における〈事実と意見の区別〉:渡邉雅子『「論理的思考」の文化的基盤』を踏まえて
渡辺哲司
アングロ・サクソン諸国の人は〈事実と意見の区別〉が得意?
タイムリーな研究書
仮説:世界の教育原理は4つ
米国の思考表現スタイルと〈事実と意見の区別〉
米国流と経済の結びつき
米国流=アングロ・サクソン流?
第1章 〈国語〉の視点から
1.1 【鼎談】〈事実と意見の区別〉の教材論:小説はよい教材となりうるか
ゲスト:島田康行・入部明子
国語でこそしっかり教えてほしい
小説は教材となりがたいけれど…
事実か意見かは、小説を書く上でも考えどころ
漱石作品で〈事実と意見の区別〉を教える
鼎談を終えて
1.2 「国語」で学ぶ〈事実と意見の区別〉
島田康行
「国語」における〈事実と意見の区別〉の問題
学習指導要領と「国語」教科書における〈「事実」と「意見」〉
1.3 事実と意見の区別:「はて?」と問う
入部明子
「はて?」が日本を変える
米国の教育現場での「はて?」
日本の教育現場の「はて?」
「はて?」と問う力と「思考力・判断力・表現力」
意見から事実へのプロセス:パワー・ライティング
事実と意見を区別する表現要素
まとめ
第2章 〈国際〉的な視点から
2.1 【鼎談】西洋における〈事実と意見の区別〉の教え方のバリエーション
ゲスト:細尾萌子・三森ゆりか
社会的に恵まれない階層の生徒が多い学校のフランス語教師は…
困難を抱える生徒が多い学校の校長は…
社会的に中程度の階層の生徒が通う学校の教頭は…
ドイツの教科書に〈事実と意見の区別〉が見当たらないわけ
PISAの結果は“お国柄”を表しているか
違うのは、事実ではなく〈意見〉のほう
違いは教え方にあり
鼎談を終えて
2.2 フランス:PISA読解力調査で不振の理由
細尾萌子
はじめに
サイクル2(小1~小3)の「意見」
サイクル3(小4~中1)の「意見」
サイクル4(中2~中4)の「意見」
PISA問題でフランスが不振の理由
2.3 欧米型の「テクスト分析と解釈」に必要な事実の詳細な考察
三森ゆりか
はじめに
文学作品の解釈のための分析的手法
事実に基づくテクスト分析の実際
おわりに
第3章 〈理科〉の視点から
3.1 【対談】〈事実と意見の区別〉をめぐる理科と国語の問題
ゲスト:中山迅
結果と結論を区別できなかった日本の生徒
理科の教え方も日本風?
〈事実と意見の区別〉は英語圏の基礎・基本
国語教師は〈事実と意見の区別〉が苦手?
難しさの裏には心得違い?
対談を終えて
3.2 国際的な理科/科学教育の動向と〈事実と意見の区別〉
中山迅
それは理科だけの問題ではない
日本人に「理由」を述べる習慣があるのか
事実の提示が理由の代わりになるのか
PISA2025の評価枠組み案が示す方向性
3.3 【対談】英国の教室で考える〈事実と意見の区別〉
ゲスト:羽田徳士
英国の高等教育は〈事実と意見の区別〉を重視
〈事実と意見の区別〉を実演してみたら
難しさの原因は三層構造に
認知・知覚動詞の類が鍵
日本語での会議が長いのは…
対談を終えて
3.4 英国にて、書かせる理科の指導を通して、事実に基づいた意見の伝え方を教える
羽田徳士
理科における〈事実と意見の区別〉の指導
現地スタッフがどのように「事実と意見を区別」する能力を育てているか
理科の試験における出題のバリエーション
Gerard博士が日本語母語の生徒のScientific Writingについて感じること(日本語訳)
付録2 〈事実と意見の区別〉という知的営為の構造:三層から四層へ
ゲスト:酒井邦嘉
サイエンスにも、判断の難しいことがある
真の事実、偽の事実
三層構造では足りない
四層構造への修正
第4章 〈歴史〉の視点から
4.1 【対談】歴史学・歴史教育における事実とは
ゲスト:橋本雄
ポイントは、どのへんで手を打つか
教科書に推論は書けない
事実を1つに定めがたいこともある
歴史学と文学の境界線
歴史学(者)は科学(者)である
対談を終えて
4.2 歴史教育における〈事実〉と〈意見〉のあいだ
橋本雄
歴史上の〈事実〉は、実は〈意見〉である
〈意見〉(主観的事実)がいかに通説となるか
〈意見〉は教場で〈事実〉に変容する
史料批判の具体的な方法
探究活動に生かすアブダクション
第5章 〈法廷〉の視点から
5.1 【対談】裁判員裁判を支える一般市民の献身:たとえ言い方は拙くても
ゲスト:大西直樹
鍵は一般市民とのコミュニケーション
日本人のまじめさと“お上”への信頼
婉曲な“意見的”表現が多い
言い方を直さず、意図を汲む
なぜ実のある議論ができるのか
教育に期待すること
対談を終えて
5.2 裁判員裁判を支える両輪:一般市民の責任感と司法関係者の専門的知見・技術
大西直樹
施行から15年、裁判員制度の現在地
裁判員制度の概要、背景と目的
刑事裁判は変わりつつある
事前の意欲は低調でも、実際に参加すると…
役割を果たそうとする裁判員の責任感
重要さを増す司法関係者の言語技術
より良い裁判員裁判を実現するために
付録3 新聞は事実と意見をどのように区別し、伝えるか
ゲスト:徳野仁子
「と思います」はカットする
日本人を“論破”するには
「切り取り」はしない
「事実上」とは
補論 補足的・派生的な3つの議論
渡辺哲司
せめて言葉の上だけでも〈事実と意見の区別〉を
どこで誰が〈事実と意見の区別〉を教えるか
AIは〈事実と意見の区別〉にあまり役立たない
あとがきに代えて:連載を振り返っての対談
膨らんでいったプラン
落胆、のち回復
デジタル社会の必須アイテム
法灯を継ぐ
執筆者紹介
事実と意見を区別する言語技術
カスタマーレビュー
honto本の通販ストアのレビュー(0件)
並び順:
1/1ページ